パイナップルの缶詰の重さは1缶、1枚で何グラム、大きさやカロリーは？

パイナップルの缶詰の重さ、重量は何グラム？

パイナップルといえば缶詰でもよく見かける果物です。缶詰の場合すでにカットされているので、皮や芯を取り除く必要がなく、缶を開けるだけですぐに食べることができて便利です。また保存もききます。

今回はパイナップルの缶詰が1缶でどのくらいの重さなのかや、中のパイナップルが1枚でどのくらいの重さになるのかを調べていきます。

さらに缶詰のパイナップルを食べやすい大きさに切った1切れの重さや100g分の重量、缶詰のパイナップルに含まれる栄養素についても見ていきます。

缶詰のパイナップルの数え方

パイナップルの缶詰は1缶、２缶、中のカットしたパイナップルは１枚、２枚と数えます。

缶詰のパイナップル1枚の大きさ

今回は幅が厚めの5枚にカットしたパイナップルの缶詰と、それよりも薄めな10枚にカットしたパイナップルの缶詰の2つの重さを検証します。大きさはどちらも縦7cm、横7cmです。幅が厚いものは1枚1.8cmで、それより薄いものは1枚0.9cmでした。

パイナップル1缶の重さは何グラム？

パイナップルの缶詰（10枚入り）の重さ

まずはパイナップルの缶詰の重さについて見ていきます。10枚入りのパイナップルの缶詰だと重さは671.2gです。

ここから中身のパイナップルだけを取り出すと重さは390.1gです。この時のカロリーは296.4kcalになります。

パイナップルの缶詰のシロップ分の重さは199.6gです。パイナップルの果肉とシロップを併せた重さは589.7gで、パイナップル1缶からそれを引くと缶の重さ自体は81.5gになります。

パイナップルの缶詰（5枚入り）の重さ

5枚入りのパイナップルの缶詰だと重さは650.4gです。

ここから中身のパイナップルだけを取り出すと重さは365.1gです。この時のカロリーは277.4kcalになります。

パイナップルの缶詰（5枚入り）のシロップ分の重さは207.2gです。パイナップルの果肉とシロップを併せた重さは572.3gで、パイナップル1缶からそれを引くと缶の重さ自体は78.1gになります。

缶詰のパイナップル1枚の重さは何グラム？

パイナップル1枚（幅0.9cm）の重さ

10枚入りの缶詰のパイナップル1枚（幅0.9cm）の重さは39.2gで、この時のカロリーは29.7kcalです。

パイナップル1枚（幅1.8cm）の重さ

5枚入りの缶詰のパイナップル1枚（幅1.8cm）の重さは73.8gで、この時のカロリーは56kcalです。

缶詰のパイナップル2分の1枚の重さは何グラム？

パイナップル2分の1枚（幅0.9cm）の重さ

10枚入りの缶詰のパイナップル2分の1枚（幅0.9cm）の重さは18.4gで、この時のカロリーは13.9kcalです。

パイナップル2分の1枚（幅1.8cm）の重さ

5枚入りの缶詰のパイナップル2分の1枚（幅1.8cm）の重さは37.2gで、この時のカロリーは28.2kcalです。

缶詰のパイナップル4分の1枚の重さは何グラム？

パイナップル4分の1枚（幅0.9cm）の重さ

10枚入りの缶詰のパイナップル4分の1枚（幅0.9cm）の重さは9.3gで、この時のカロリーは7.0kcalです。

パイナップル4分の1枚（幅1.8cm）の重さ

5枚入りの缶詰のパイナップル4分の1枚（幅1.8cm）の重さは20.3gで、この時のカロリーは15.4kcalです。

缶詰のパイナップル100gあたりの分量はどのくらい？

パイナップル（10枚入り）100gの分量

日本食品標準成分表をみると各食品の栄養素一覧が記載されていますが、目安となる分量は食品1個当たりではなく100gあたりとなっています。そこで缶詰のパイナップルが100gあたりだと、どのくらいの分量になるのかを見ていきます。

10枚入りのパイナップル（幅0.9cm）の場合は上記の画像のように2枚と半分と少しでだいたい100gとなります。

パイナップル（5枚入り）100gの分量

5枚入りのパイナップル（幅1.8cm）の場合は上記の画像のように1枚と3分の1ほどでだいたい100gとなります。

缶詰のパイナップル1枚40gでの栄養素は？

ビタミンCは生には劣る

パイナップルの缶詰は10枚入りで1枚当たり約40gほどです。そこで今回は缶詰のパイナップル1枚あたりでどのくらいの栄養素があるのかを見ていきます。生のパイナップルはビタミンCの量が100gあたり27mgと豊富ですが、缶詰の場合はこの量が100gあたりで7mgまで落ちます。ビタミンCを取りたいなら生のパイナップルの方がおすすめです。

ビタミンCは体を酸化や老化から守ってくれる抗酸化物質の一つで、がんや動脈硬化の予防などの働きがあります。他にも肌のはりや潤いを保つコラーゲンの合成にも必要です。

肉を柔らかくするブロメライン

パイナップルといえば酢豚にも使われることがありますが、パイナップルにはたんぱく質を分解する酵素であるブロメラインが含まれており、これにより肉が柔らかくなる効果があります。またブロメラインには駅の分泌を活発にして、胃腸の調子を整えたり、腸内の老廃物を分解する働きもあります。

※日本食品標準成分表2020年版（八訂）より

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