よく行く産直で変わったピーマンを発見。色的にパプリカに見えるこちらの野菜ですが、商品札にもパプリカと書かれていました。通常のパプリカとは大分形が違って細長いので、珍しいと思い買ってみました。
あとで調べたところ正式名はバナナピーマンというそうです。今回はこちらを実際に食べてみて味や食感がどんな感じなのかと、バナナピーマンを使ったおすすめレシピを紹介します。
こちらはバナナピーマンと呼ばれる品種です。色的にはパプリカにみえますが、そもそもパプリカというのはジャンボピーマンが熟して赤や黄色に変色したものです。
こちらも緑のバナナピーマンが熟して赤や黄色に変色したことから、品名にパプリカと記載していたものと思われます。
ちなみにじゃんぽピーマンについてはジャンポピーマンとは、普通のピーマンとの違いや絶品レシピも紹介でも詳しく解説しているので合わせて参考にしてみてください。
ちなみに価格の方は赤いバナナピーマンと黄色のバナナピーマンがそれぞれ128円(税込)でした。通常のパプリカでも1個200円から300円ぐらいするので、かなり価格的にはお得だと思います。
産地直売所は珍しい野菜がお手頃価格で売られているのでいつも重宝してます。
それでは実際どんな味がするのかを食べてみることにします。調べた範囲では通常のピーマンよりも匂いや苦みが少なくて、生でも食べやすいそうです。
まずはこちらが赤く熟したバナナピーマンです。
手で持つとこんな感じです。釘のような先のとがった形をしています。
カットした断面はこちらです。通常のピーマンやパプリカと同じように中は空洞で、種もついています。
こちらは黄色く熟したバナナピーマンです。
手で持つとこんな感じです。こちらは曲がっていてよりバナナに近い形をしています。色も黄色なのでよりバナナっぽいです。
カットした断面はこちらです。こちらも中は空洞で種がついています。
それでは乱切りにしてみてそれぞれ実際に食べてみることにします。まずは赤いバナナピーマンを食べてみました。味は驚いたことに甘みがしっかりあって、まるで果物のような甘みでした。
通常のパプリカも甘みはしっかりあるのですが、こちらはさらに甘味がしっかりある感じでより果物に近い感じがします。ピーマンの苦みは全然ありません。本当に果物感覚で食べてもおいしくいただけるくらいです。
どうせ見た目が変わってるだけで通常のパプリカとそんなに味は違わないんだろうなと思っていたので、これは以外でした。
黄色のバナナピーマンも食べてみました。こちらも赤いバナナピーマンとほぼ同じで甘みがしっかりあっておいしかったです。味については赤も黄色もそんなに違いはありませんでした。
生でそのまま食べてもおいしいのですが、最後にバナナピーマンの甘みを生かしたレシピを一つ紹介します。今回紹介するのは牛肉とバナナピーマンの甘辛炒めです。使う材料は以下の通りです。
まずはフライパンにごま油大さじ1ひいて中火にかけます。
温まったら牛こま切れ肉200gを入れて炒めます。
牛肉に火が通ったら乱切りにしたバナナピーマンを加えて炒めます。
バナナピーマンにも火が通ったらしょうゆ大さじ2、酒大さじ2、砂糖大さじ1と1/3を加えて炒め合わせます。
最期にいったんフライパンの火を止め、片栗粉大さじ1を大さじ2の水で溶いて、それを回し入れます。再びに火にかけさっと炒めたら出来上がりです。
食べてみましたがパプリカも甘くて柔らかい食感で、甘辛い味付けとよくあっていてかなりおいしかったです。
今回はバナナピーマンがどんな味なのかを実際に食べて確かめてみました。結果は以外にも通常のパプリカよりもより甘さがしっかりあって、果物のような味わいでした。
珍しい野菜なのでなかなか見かける機会も少ないかもしれませんが、見かけた際は是非一度購入してみてはいかがでしょうか。