よく行く近所のスーパーで変わったオクラを発見。通常のオクラよりもかなりふっくらとした見た目でオクラキングというそうです。どんな味や食感なのか気になったので試しに買ってみました。
今回はこちらを通常のオクラと食べ比べてみて、味や食感がどのくらい違うのかを検証してみることにします。さらにオクラキングを使った絶品レシピも2品紹介します。
まずこちらのオクラキングですが、正式にはダビデの星というそうです。
こちらはカットした断面ですが、このように断面がダビデの星に似ていることが名前の由来だそうです。
ちなみに通常のオクラの断面と比べるとこんな感じです。だいぶ違うのがわかるかと思います。
オクラキングは鹿児島県指宿市の株式会社やまげで扱うダビデの星のブランド名になります。このダビデの星ですがオクラの原種とも言われているそうです。
今回購入したオクラキングですが、価格は何と税込み106円でした。通常のオクラで200円程するのを考えるとかなり安いです。
ちなみの重さを計ってみましたが、重さは3つで113gでした。
こちらの通常のオクラが8本入りで103gだったのでほぼ同じ量になります。
ちなみにオクラキング1本当たりの重さは39gでした。
通常のオクラ1本の重さが13gだったので約3倍の重さになります。
それでは実際どんな味がするのかを食べてみることにします。事前に調べた範囲だと肉厚で柔らかい食感だそうです。
まずは鍋に水を入れ、水1リットルに対して小さじ1の塩を加えて火にかけます。沸騰したらオクラキングを入れて2分茹でます。
通常のオクラの場合は1分が目安ですがこちらはオクラキングの商品のパッケージにもこのようにゆで時間の目安で2分と記載されていました。なのでこちらの記載通りに茹でます。
肉厚で大きいので通常のオクラよりも長くゆでた方がしっかり柔らかくなるのだと思われます。
ゆでたら水を入れたボウルにいれてさっと冷まして取り出します。あとはカットして食べてみます。
こちらはカットしたオクラキングです。食べてみましたが肉厚ですがちゃんと柔らかくなっていて、筋っぽさもなくて食感はよかったです。味はほぼオクラと一緒で少しオクラよりも優しい味かなといった感じです。
こちらはカットした通常のオクラです。食べてみたところこちらも柔らかくて食感はいいです。味もオクラの味そのものです。
2つを食べ比べてみましたが、正直どちらも美味しかったです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
それではオクラキングを使ったレシピを2品紹介します。まずはオクラキングとモロヘイヤのねばねば和えです。使う材料は以下の通りです。
ままずはオクラキングを茹でてから縦に半分にカットします。さらに0.5cm幅に輪切りにします。
つぎにオクラキングを茹でたお湯を再び沸騰させ、モロヘイヤの茎の部分を30秒茹でます。次に葉も浸して30秒茹でます。
茹でたらさっと流水にさらしてから水けを絞ります。茹でたモロヘイヤをまな板の上に置き、縦横1cm幅ほどにカットします。
ボウルに茹でてカットしたオクラキングとモロヘイヤ、塩昆布8g、めんつゆ(2倍濃縮)大さじ2、練りわさび小さじ1/2を加えます。
これをよく和えたら小皿に盛ります。最後に上からかつお節を振りかけたら出来上がりです。食べてみましたがオクラキングとモロヘイヤのねばねばがよく出ていて、味付けもよく、わさびの風味も効いていてかなりおいしかったです。
次ぎはオクラキングを焼いてみることにします。使う材料は以下の通りです。
まずはオクラキングを半分にカットします。しめじは石づきをカットしてばらしておきます。
フライパンにオリーブオイルを引いてみじん切りにしたにんにくを入れて火にかけます。
にんにくの香りが出てきたらオクラキングの皮の方を下にして入れ、しめじも加えて中火で炒めます。
2分ほど炒めたら、オクラキングのカットした断面を下にしてさらに2分ほど炒めます。
あとは塩とこしょうをふって味を調えたら出来上がりです。食べてみましたが味はオクラの風味や香りで、食感は肉厚でかなりおいしかったです。
ただ半分だとちょっと筋張った感じが強くて噛み切れないものもあったので、このようにさらに半分にカットするとたべやすいです。
ちなみに今回の検証については以下の動画でも取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回はオクラキングがどんな味なのかを実際に食べて確かめてみました。結果は味も食感もほぼ通常のオクラと変わらなくて、通常のオクラと同じような感覚で使えます。
珍しい野菜なのでなかなか見かける機会も少ないかもしれませんが、見かけた際は是非一度購入してみてはいかがでしょうか。