
しいたけといえば香りや風味が豊かで味わいも深く、焼いて食べても鍋や煮物にしてもおいしいキノコです。今回はしいたけの数え方についてみていきます。またパックや袋詰めされているシイタケやしいたけを傘と軸に切り開けた時の数え方についても併せて紹介します。
しいたけのように傘の大きなきのこの場合は1本、2本と数えます。1個、2個と数えても間違いではありません。しいたけを干して連ねたものの場合には1連、2連と数えることもあります。しめじやえのきだけ、まいたけのように傘の小さいキノコが群生している場合は1株、2株と数えます。木の幹に棚状に生えてるきのこの場合は1枚、2枚と数えます。ちなみに下の画像の場合は1本のしいたけ、1個のしいたけとなります。

しいたけの数え方と読み方
1本(いっぽん)、一個(いっこ)、1連(いちれん)、1株(ひとかぶ)、1枚(いちまい)
しいたけは丸ごと食べることもありますが、傘の部分と柄(軸)の部分を切り分けて調理することも多いです。傘の部分だけだと平らなので1枚、2枚と数えます。柄は細長いので1本、2本と数えます。ちなみに下の画像はしいたけの傘の部分です。こちらは1枚、2枚と数えます。

下の画像ははしいたけの軸の部分です。こちらは1本、2本と数えます。

しいたけの数え方と読み方
1枚(いちまい)、1本(いっぽん)
しいたけがまとめて売られている場合は1山、パック詰めなら1パック、袋にはいって売られていたら1袋、かごにはいって売っているものは1かごと数えます。ちなみに下のシイタケの場合は1パックのシイタケとなります。

しいたけの数え方と読み方
1山(ひとやま)、1袋(ひとふくろ)、1かご(ひとかご)、1パック(わんぱっく)
ちなみにしいたけの重さは大きいものだと29g、小さいものだと12gほどです。詳しくはしいたけの重さは1本、2本、3本、5本で何グラム、大きさやカロリーは?で解説しています。

しいたけな日本原産のキノコで、栽培のはじまりは1600年代に九州豊後国(現在の大分県)や伊豆の天城山などといわれています。生シイタケの主な生産地は群馬、岩手、徳島で、干しシイタケの主な生産地は大分、宮崎、岩手、栃木などです。現在では中国産のしいたけの増えてきているようです。