にんにくといえば独特の強い香りが、料理の香りづけやにおいけしなど様々な用途で使われます。今回はにんにくの数え方について、単体での数え方や中の小球の数え方、植物としての数え方やまとめて売られているときの数え方などを紹介します。
にんにくは1個、2個もしくは一玉、二玉とも数えます。まれに1房、2房とも数えます。下はにんにくの画像です。数え方は1個のにんにく、一玉のにんにくになります。
にんにくの数え方と読み方
一個(いっこ)、一玉(ひとたま)、一房(ひとふさ)
にんにくの内側の小球を数える場合は1かけ、2かけ、もしくは1片、2片と数えます。下はにんにくの小球の画像です。数え方は1かけのにんにくの小球、1片のにんにくの小球となります。
にんにくの数え方と読み方
1かけ(ひとかけ)、1片(いっぺん)
にんにくがスーパーなどでまとめて売られているときは、一袋、一山、1ネットと数えます。連なっていれば一連と数えます。
にんにくの数え方と読み方
1袋(ひとふくろ)、一山(ひとやま)、1ネット(わんねっと)、一連(いちれん)
にんにくも植物としてみた場合は一本、一株と数えます。株は根のついた植物ひとまとまりを数えるときに使う助数詞です。
にんにくの数え方と読み方
一本(いっぽん)、一株(ひとかぶ)
にんにくは英語でgarlicといいます。英語でにんにくを数えるときは「one head of garlic」、「two heads of garlic」と数えます。headがつくのはにんにくが人間の頭に似ているからだそうです。ほかにも「one bulb of garlic」、「two bulbs of garlic」とも言います。bulbとは球根という意味です。
にんにくの小球を英語で数えるときは「a clove of garlic」、「twoa cloves of garlic」と数えます。cloveはユリ・ニンニクなどの小球を数えるときに使います。
aとoneの違いはこれはにんにくですとにんにくを強調する場合はa head of garlicといい、これは一玉のにんにくですと数を強調する場合はone head of garlicと数えます。
にんにくの数え方と読み方
one head of 、one bulb of、one clove of、one
ちなみににんにく1個の重さは84.8gほどあります。にんにくの重さやにんにくの小球の重さなどについてはにんにくの重さは1個、1玉、1片で何グラム、大きさやカロリーは?で詳しく解説しています。
にんにくはもともとは中央アジアのキルギス地方原産で、紀元前3000年ごろの古代エジプトでもすでに栽培されてきました。日本には奈良時代に入ってきました。当初は風邪薬として利用されていました。
通年出回りますが、旬は5月から10月です。日本ではその7割を青森産がしめ、ついで香川、宮崎、岩手、大分などで主に栽培されています。