HOME > 料理の便利グッズが本当に使えるかを検証 > ダイソーのレンジでラーメン調理器って本当にうまいの?鍋で作ったラーメンと食べ比べてみた!
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ダイソーの簡単に電子レンジで作れるラーメン調理器ってご存じでしょうか?袋めんのインスタントラーメンといえば通常は鍋で作りますが、こちらの商品は電子レンジだけで作ることができるそうです。
ただ気になるのは本当においしく作れるのかどうかです。そこで今回はダイソーのラーメン調理器で作ったラーメンと鍋で作ったラーメンを実際に食べ比べてみて、味や食感に違いはないのか?どちらがおいしのかを検証してみることにします。
まずはこちらが今回購入したダイソーのラーメン調理器です。詳しい名称は「電子レンジでお手軽ラーメン」といいます。こんな感じで蓋つきの容器にパッケージがついて販売されていました。価格は税込み110円でした。
パッケージにはこのように詳しい作り方や加熱時間などが絵とともに詳しく解説されていますが、作り方については後で詳しく見ていきます。
パッケージを外すとこんな感じです。プラスチック製の容器と蓋からなる商品です。
蓋はこのように透明で、両サイドに蒸気が抜ける小さな穴が付いています。
容器はこんな感じです。ラーメン1杯がちょうど入るぐらいの大きさです。容器はそこまでがっしりと厚みのある感じではないです。
それでは実際にこちらのダイソーのラーメン調理器でラーメンを作ってみることにします。作り方を再度確認してみましょう。このように記載されています。
さらにその下にはより詳しい作り方が記載されています。野菜なども加えて一緒に調理する方法も同時に記載されています。今回はシンプルに袋めんの中身だけで調理します。
今回はこちらの袋めんを使います。ハウス食品のうまかっちゃんです。
裏面に作り方が記載されています。こちらとラーメン調理器の作り方を参考に実際に調理していきます。
まずはこのように容器に乾めんを入れます。
この上から水を500ml加えます。
ちなみにこちらの商品はこのように容器に500mlの目盛りが記載されていました。
あとはふたをしてレンジで加熱します。
加熱時間は500Wで7分です。
加熱時間の目安についてもこのようにパッケージに記載されていました。お湯(おそらく熱湯)を使う場合は3分でいいそうです。さらに野菜100gを加える場合は上記に1分追加するそうです。
こちらは7分レンジで加熱したものです。
ここに一緒に入っていた粉末調味料や調味オイルなどを加えてよく混ぜ合わせたら出来上がりです。
こちらは出来上がったラーメンです。正直食べる前は本当に麺が柔らかく仕上がるのか、おいしくなるのか気になりましたが、食べてみたところ麺に固さなどは残っていなくてちゃんと柔らかくなっていました。
思ったよりもしっかりとラーメンが仕上がっていて、これなら全然食べれるなと思いました。
次に通常通り鍋でも作ってみることにします。まずは鍋に水500ml入れて沸騰させます。沸騰したら乾めんを入れてほぐしながら3分茹でます。
あとは粉末調味料と調味オイルを入れてよく混ぜたら出来上がりです。
こちらは出来上がったら鍋で作ったラーメンです。食べてみたところこちらもしっかりと柔らかくなっていておいしかったです。ただこちらの方がレンジよりも麺がもちっとしていて食感はだいぶ良かったです。
またスープもこちらの方が麺に絡んでいておいしく感じました。
2つを食べ比べてみた感想は、やはり鍋で作ったほうが麺がもちっとしていておいしかったです。レンジの方もしっかり柔らかくはなっていたのですが、なぜかもちっと感は鍋に比べると弱かったです。
またスープの麺への絡みもなぜか鍋の方がよかったです。星で表すなら鍋の方が星5なら、電子レンジの方は星4といった感じです。レンジでも全然おいしくはなっていたのですが、鍋と比べるとおいしさに差はありました。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
ちなみに今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、合わせて参考にしてみてください。
ちなみに今回は水を加えてからレンジでラーメンを作りましたが、鍋の方は沸騰した熱湯に乾めんを加えてラーメンを作っています。
もしかしたらレンジの方も熱湯から作ったら、また味や食感も変わってくるのではないかと思い、追加で検証してみました。
今回は先にこのようにポッドから熱湯(98度)をそそぎます。ここに乾めんを加えます。
あとは同じようにふたをして、レンジで500Wで3分加熱します。
熱湯からの加熱時間に関してもラーメン調理器のパッケージにこのように3分と記載されていました。こちらをもとに加熱します。
こちらは3分レンチンしたものです。
ここに調味料を加えてよく混ぜたら出来上がりです。食べてみたところこちらはかなりモチモチ感が出ていました。水から作ったものはモチモチ感があまりなかったので、この変化は驚きでした。スープの絡みも水から調理したものよりもよくておいしかったです。
ただそれでも鍋で作ったものの方が食感はよかったです。モチモチ感の差があまりなくなってきたのに鍋で作った方がおいしく感じるのは何でだろうと思ったら鍋の方が今度は麺にコシがあっておいしい感じがしました。
モチモチ感の差がなくなったことでコシの違いがよくわかってきたのだと思います。スープの絡みも若干ですがこちらの方がよかったです。
2つを食べ比べてみた結果は食感の差やスープの絡み具合の差は、水からレンチンしたものよりも大分縮まった感じがしました。水から作ったときの差が鍋が星5、水からレンチンしたラーメンが星4でしたが、熱湯から作った方は星4.5ぐらいでした。だいぶ差が縮まったのがわかるかと思います。
ちなみにこちらの追加検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、合わせて参考にしてみてください。
今回はダイソーの電子レンジで作れるラーメン調理器は本当においしく仕上がるのかを検証してみました。結果は普通においしく食べれるレベルにはちゃんと調理できました。ただ鍋で作った方に比べると味や食感はやや劣っていました。
レンジで作る場合も水ではなく最初から熱湯を注いで作ると、食感はだいぶ良くなります。ただそれでもまだ鍋で作ったほうがおいしかったです。
次どっちで作るかと聞かれたら個人的には鍋で作るかなと思います。洗い物を増やしたくない場合や、ガスコンロやクッキングヒーターがなくて、レンジだけある環境などの場合は、こちらの商品で作るのもありかなとは思います。ただ味や食感を重視するなら鍋がおすすめです。