HOME > 料理の便利グッズが本当に使えるかを検証 > ダイソーの本格温泉たまご器って本当に使えるの?市販の温泉たまごと比べてみたら驚きの結果に!
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ダイソーの店内で温泉たまごが簡単に作れるという商品を発見。名前は「本格温泉たまご器」というそうです。
本当に簡単に温泉たまごが作れるのか気になったので、今回はこちらの商品で作った温泉たまごと市販の温泉たまごを食べ比べてみて、どのくらい違いがあるのか、本当に使えるのかどうかを検証してみることにします。
まずは市販の温泉たまごを買ってきて、温泉たまごがどんなものなのかを見ていきます。こちらが買ってきた市販の温泉たまごです。3個入りで価格は税込み106円でした。

割ってみるとこんな感じです。

白身はあまり固まっていなくて割るとこのように黄身がトロっと出てきます。黄身も固まっていなくてこのようにねっとりしています。

通常の黄身はさらっとしていますが、温泉たまごの場合はこのようにねっとりしているのが特徴です。
温泉卵は卵の黄身と白身の固まる温度の違いを利用して作ります。黄身は65度くらいから固まり始め、70度でほぼ固まります。一方白身は58度くらいから固まり始め、80度でほぼ固まります。
白身がほぼ固まる温度が80度と高いので、65〜70度くらいの一定の温度で温め続ければ、白身は半熟、黄身はトロ〜っと固まってきた温泉卵を作ることができるわけです。
ということは温泉卵を作りたければ65〜70度の温度で卵を温め続ければいいことになります。ただ家庭だとこの温度に一定に保ちながら温め続けるのはなかなか難しいです。
| 温度 | 58度 | 65度 | 70度 | 80度 |
|---|---|---|---|---|
| 卵白 | 固まり始める | ほぼ固まる | ||
| 卵黄 | 固まり始める | ほぼ固まる |
ダイソーの本格温泉たまご器ですが、はたしてうまく作れるのでしょうか。実際使ってみることにします。
まずは商品の紹介です。こちらが今回購入したダイソーの本格温泉たまご器です。価格は税込みで110円でした。ダイソーで売られている一般的な商品の価格になります。ダイソーにはこのほか220円や330円、550円といった商品も売られています。

パッケージには温泉たまごの写真と簡単な使い方が記載されています。

さらに裏面には温泉たまご器の使い方の手順を詳しく掲載しています。

パッケージをはずしてみるとこんな感じです。蓋はこんな感じです。

中はこのようになっています。

さらに底を返してみてみるとこのように熱湯の抽出口がついています。ここからちょろちょろと熱湯が出てくるようです。

それでは実際に使ってみることにします。まずはなべで水を沸かします。注ぐのは沸騰した熱湯じゃないとダメなそうです。

ポットのお湯の場合は98度などが多く、沸騰していないので温度が足りていないそうです。実際ポットのお湯で作ってどうなったかは後で紹介します。

この間本格温泉たまご器に冷蔵庫から取り出した卵を2つ入れます。卵は常温に戻す必要はないそうです。常温のたまごを使う場合はそそぐ熱湯の量も調節が必要なようです。

ここに沸騰した熱湯を容器の線の位置まで注ぎます。

あとはふたをしてシンクに置いておきます。熱湯がちょろちょろ出てくるので、シンクじゃないと水浸しになってしまいます。このまま13分待ちます。

13分経ったら出来上がりです。さっそく卵を割ってみることにします。白身はあまり固まっていません。

黄身を割ってみるとこんな感じです。少し外側の黄身が固まってきていますが、中はトロっとでてきて、大分とろみもついています。

買ってきた温泉たまごと比べるとややとろみ具合は弱いですが、それでもかなりしっかりと温泉たまごができています。正直あまり期待していなかった商品ですがここまでちゃんとできたのには驚きでした。
とはいえ市販のものに比べるとややとろみは弱いので、もう少しとろみはほしいところです。そこで13分経ってから蓋をしたまま少し置いておき、余熱でもう少し火を通してみることにします。
こちらは1分置いておいたものです。

割ってみるとこんな感じです。さらに少しとろみがついた感じがします。

こちらは2分置いておいたものです。

割ってみるとこんな感じです。こちらもさらに少しとろみがついた感じがします。

こちらは3分置いておいたものです。

割ってみるとこんな感じです。こちらは黄身にとろみがついてはいるのですが、黄身の外回りがだいぶ固くなってきています。

こちらは10分置いておいたものです。

割ってみるとこんな感じです。10分だと温泉たまごというよりも黄身全体が大分固まってきていて、どちらかというと半熟卵のようになっています。

0分から10分までみていきましたが、個人的には2分置いたものがとろみもよく出ていて一番ちょうどいいかなと思います。3分になると黄身も大分固まってくるので、2分くらいをおすすめします。

こちらの商品は熱湯を注いで温泉たまごを作るものですが、おそらく最初は熱湯ですが、徐々に熱湯が減っていって温める効果も落ちていきます。さらに熱湯自体の温度も下がっていきます。
こちらの商品の構造は13分という時間が温泉たまごを作るのに適した65〜70度の温度を長くキープするよう計算されたものなのかもしれません。
ちなみに最初の方でも触れたのですが、ポットの熱湯でも試してみました。こちらは13分置いたものです。まだ白身の一部が透明なままです。

さらに黄身もあまりとろみはついていなくてサラサラでした。

パッケージの注意事項の項目にも書かれていましたが、ポットのお湯だと熱湯の温度が足らないようです。
ちなみに今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、合わせて参考にしてみてください。
今回はダイソーの本格温泉たまご器が本当に使えるのかどうかを検証しました。こうしたたまご関連の商品というのは結構期待外れのものも多いので、こちらも最初はあまり期待していませんでした。
しかしながら実際に使ってみたところ意外にもしっかりと温泉たまごを作ることができました。置いて余熱で火を通す時間によってもとろみ具合を調整でき、10分ほど置いておけば半熟卵に仕上げることもできます。
時間さえしっかり守れば簡単に作れるので、一家に1個常備して置いてもいいかもしれません。