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HOME > 食材の見分け方と保存法 > トマトの保存方法と保存期間、長持ちのコツ

トマトの保存方法と保存期間、長持ちのコツ



トマトの画像


トマトの保存方法


トマトは熟していない緑のものだと熟させるために常温で保存しますが、基本は冷蔵庫の野菜室で保存します。冷凍保存すれば長期保存も可能です。また乾燥させてドライトマトにしたり、加工してケチャップやトマトソースにして保存することもできます。

ここではトマトの常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の各方法と、乾燥させて保存する方法、加工して保存する方法について詳しく見て行きます。






トマトを常温で保存

まだ実が青いトマトは常温保存

枝についたまま赤く熟したトマトのほうが栄養素も高く、味もおいしいのですが、店頭に並ぶトマトの多くは、日持ちなどを考えてまだ青い状態で収穫されたものが多いです。収穫後も15度〜25度の温度下であれば、追熟といって赤く熟していきます。したがって実がまだ青いトマトは常温下で保存します。糖度は熟した段階で決まるので、甘みの方は追熟でも期待できますが、栄養価はやはり熟してから収穫したものには劣ります。

実がまだ青いトマトを買ってきた場合は、常温で2、3日ほど置き、赤く熟れてきてから冷蔵庫で保存するようにしましょう。


冷暗所での常温保存も可能

トマトは5〜10度の冷蔵庫の野菜室が保存に適していますが、14度以下の冷暗所での保存も可能です。直射日光が当たらず、風通しがよく、湿気がこもらない場所で一つ一つ新聞紙かキッチンペーパーで包み、かごやバスケットにいれて保存します。4〜5日は保存が可能です。

各保存場所の温度

  • 使う道具 - 新聞紙、かご
  • 保存方法 - 新聞紙で包んでかごに入れて冷暗所で常温保存
  • 保存期間 - 4〜5日


夏場は常温での保存には適さない

夏場は外気も高く、赤く熟したトマトを常温で保存するには適していません。冷蔵庫で保存しましょう。



トマトを冷蔵庫で保存

赤いトマトは冷蔵庫

赤く熟れたトマトは冷蔵庫で保存します。赤いトマトの場合、常温下だと逆に2、3日で栄養素の30%が失われてしまいます。冷蔵庫の保存ですが、1週間はもちます。保存の仕方は、へたの部分を下にして、くっつかないように並べ、ポリ袋の中に入れて口を軽く閉めて保存します。トマトは重なり合うとその部分から早く悪くなるのでくっつかないように並べるのが大事です。

トマトをポリ袋に入れて冷蔵保存

  • 使う道具 - ポリ袋
  • 保存方法 - トマトのへた側を下にしてポリ袋に重ならないように並べ入れて冷蔵庫で保存
  • 保存期間 - 1週間


ポリ袋の口は軽く締める

おくらをポリ袋に入れて保存することで乾燥は防げますが、密閉すると今度はおくらから出る水分で群れてしまいます。ポリ袋の口は堅く締めないで軽めにしめるようにしましょう。ちょうど下の画像のような感じです。

保存用のポリ袋の口のしめ方


保存は冷蔵庫の野菜室で

トマトは5℃以下の環境で保存すると低温障害を起こすので冷やしすぎには注意が必要です。低温障害では実がぶよぶよとしてはりがなくなり、食感や風味も落ちます。冷蔵庫の庫内は0〜5℃の環境なので、保存するなら5〜10℃の野菜室で保存するといいでしょう。さらに冷えすぎないようにポリ袋や保存袋などにいれて保存します。


切ったものはラップに包んで

切ったトマトはラップに包んで冷蔵保存します。カットしたものは鮮度が落ちるのも早いので、1〜2日で使い切るようにしましょう。

切ったトマトはラップに包んで保存

  • 使う道具 - ラップ
  • 保存方法 - ラップで包んで冷蔵庫で保存
  • 保存期間 - 1〜2日



トマトを冷凍庫で保存

そのまま冷凍保存

トマトはそのまま冷凍保存も可能です。冷凍保存する場合は冷凍したままでもすぐに使えるように先にへたの部分は包丁で切り取っておきます。あとは冷凍保存用のパックに入れて冷凍保存します。

トマトのへたをくりぬいてから冷凍保存

密閉できるよう気があればそれでもかまいません。冷凍したトマトはトマトソースや、ミートソース、煮物料理などに利用するといいでしょう。トマトを冷凍保存するなら1ヶ月は保存が可能でしょう。

トマトを丸ごと保存袋に入れて冷凍保存

  • 使う道具 - 冷凍用保存袋、金属トレイ
  • 保存方法 - へたを切り抜いて保存袋に入れて金属トレイの上にのせて冷凍保存
  • 保存期間 - 1ヵ月


トマトをざく切りにして冷凍保存

生のままざく切りにして冷凍用保存袋に入れて冷凍してもいいです。使う時は煮物や汁物、トマトソース、ミートソースなどに利用するといいでしょう。ミートソースやトマトソースで使う場合は先に湯むきをしてからざく切りにするといいです。

手順はまずはトマトのへたを包丁で切り抜いた後、ざく切りにします。これを保存袋に入れて塩を軽くもんで全体を混ぜてから、平らにして金属トレイの上に乗せて冷凍保存します。これで1ヵ月は持ちます。

ざく切りトマトを保存袋に入れて冷凍保存

  • 使う道具 - 冷凍用保存袋、金属トレイ
  • 保存方法 - ざく切りにして冷凍用保存袋に入れて保存
  • 保存期間 - 1ヵ月


トマトの湯むきの方法

ついでですが、生のトマトの皮むきの方法であるトマトの湯むきについても紹介します。トマトのへたをとって、反対側に十字の切れ目をつけます。切れ目を入れておくことでお湯の中に入れた状態で切れ目の部分から皮が自然と開いてきます。

トマトに十字の切り込みを入れる

そして穴あき玉じゃくしなどに乗せて沸騰したお湯の中に20秒から40秒つけます。

トマトを熱湯に浸して湯むき

すると下の画像のように十字に切れ目を入れたあたりへと自然と皮がむけていきます。あとはさっと取り出し水につけ、すぐに十字につけた切れ目の部分から皮をむいていきます。皮は簡単に向けます。

熱湯でトマトの皮がむける

加熱したくないときは包丁の峰で上から下に全体にこすります。この作業をすることで簡単に皮がむけます。あとはももをむく要領でむいていきます。



トマトの冷凍保存のコツ


保存袋には保存した日を書く

冷凍保存では長期保存がきくためついつい使い忘れてしまい、後になっていつ保存したのかがわからなくなるなんてこともありがちです。そこで保存袋に保存した日にちと保存した中身をしっかりと記入しておくと、後になってもいつ保存したのかがすぐ確認できて便利です。

ジップロックの日付記入欄

ちなみに冷凍用保存袋といえばジップロックが有名ですが、こちらはあらかじめ保存袋の表面に日付や保存する食材名を記入する欄がプリントされています。ジップロックはS、M、Lとサイズがあり、スーパーやドラッグストアなどでも売っていますが、ネットでまとめて購入することもできます。

ジップロック フリーザーバッグ
旭化成ホームプロダクツ

amazonで購入 楽天市場で購入


冷凍保存は金属トレイにのせて

野菜の冷凍保存のコツは急速冷凍させることです。早く冷凍させればさせるほど素材の傷みを抑え鮮度を残すことができます。金属トレイは熱伝導率が高いので、その上にトマトをのせることで素早く冷凍させることができます。

金属トレイの画像


薄く平らにして保存する

食品の冷凍で大事なのはいかに早く冷凍するかですが、そのためにも保存する際は食材をなるべく薄く平らにして保存しましょう。こうすると素早く均一に冷凍することができます。また解凍時の時間も短縮することができます。


保存袋の空気はしっかり抜く

トマトを保存袋に入れて冷凍保存する場合は、保存袋内の空気はしっかりと抜きましょう。空気は熱伝導率が低いので、空気が残ってるとその分冷却にかかる時間も長くなります。トマトの冷凍保存についてはトマトの冷凍保存と解凍方法、レンジや自然解凍の仕方でも詳しく解説しています。



トマトの解凍方法

冷凍したトマトの解凍方法

トマトを丸ごと1個冷凍すると以下の画像のようにカチカチに凍ります。

冷凍したトマト

食べる際は前日に冷蔵庫に移して自然解凍するといいです。解凍は常温よりも低温下で行った方が水分の流出も少なく、味や食感が落ちるのも抑えることができます。以下の画像は冷蔵庫で自然解凍したトマトです。生のトマトのような張りや弾力はないので使うならトマトソースや煮物、汁もの、炒め物などにするといいでしょう。

解凍した冷凍トマト

ちなみに炒め物やスープ、トマトソースなどで使う場合は冷凍のまま料理に使ってもいいです。ただし調理しながらの解凍なので多少時間はかかります。

後冷凍トマトを使ったレシピを一つ紹介します。今回紹介するのはトマトソルベです。ソルベとはフランス語でソルベという意味です。

トマトソルベ

レシピ
  • 冷凍トマト … 1個
  • オリーブ油 … 大さじ1
  • 塩 … 少々

作り方は簡単で冷凍トマトの皮をむき、おろし器ですりおろしてから、オリーブ油と塩を加えてスプーンで混ぜ合わせるだけです。サッパリとした酸味とうまみで食後のデザートにも食間の口直しにも最適です。


冷凍トマトは皮が簡単にむける

冷凍したトマトは流水にさらすか水につけるだけで、簡単に皮がぺろりと向けます。ちょうど下の画像のように皮がめくれてすぐにはがすことができます。料理で皮をむいて使いたいときには非常に便利です。

冷凍トマトは水につけるだけで簡単に皮がむける


冷凍したトマトのざく切りの解凍方法

トマトのざく切りは冷凍すると以下の画像のようにカチカチに凍ります。

冷凍したざく切りトマト

食べる際は前日に冷蔵庫に移して自然解凍するといいです。炒め物や汁物、トマトソースや煮物などで使う場合は冷凍したままくわえてもいいです。下の画像は冷蔵庫で自然解凍したトマトのざく切りです。

解凍したざく切りトマト

冷凍したざく切りのトマトを使ったレシピも紹介します。今回はスペイン風トマトスープです。使う材料は以下の通りです。

スペイン風トマトスープ

レシピ
  • トマトのざく切り … 250g
  • にんにくのみじん切り … 小さじ1
  • 卵 … 2個
  • 水 … 300ml
  • 固形コンソメ … 1個
  • 塩・こしょう … 適量
  • 乾燥パセリ … 適量
  • オリーブ油 … 大さじ1

作り方はまずは鍋にオリーブ油をひきにんにくのみじん切り香りが立つまで炒めます。つぎに冷凍のままトマトのざく切りをしんなりするまで炒めます。そして水と固形コンソメを加えて弱火で5分ほど煮込みます。塩、こしょうで味を調節して、卵を割り入れます。半熟加減になったら火を止め器に持り、乾燥の刻みパセリをふりかけて出来上がりです。



トマトを乾燥させて保存

乾燥させて保存

トマトは乾燥させると味や香りが凝縮してより濃厚な味わいとなります。トマトを輪切りにし、プチトマトなら半分に切って種を取り、キッチンペーパーで水分をふき取ります。オープンシートを敷いた天板にトマトを並べてオーブンの低温(140℃)で1時間ほど過熱します。これでドライトマトの完成です。冷めたら保存袋にいれて冷蔵庫で1か月ほど保存ができます。ドライトマトはそのまま食べてもいいし、パンに乗せたり、パスタや煮込み料理に加えてもいいです。


保存袋に保存日を記載

冷凍保存のところでも書きましたが、乾燥させて保存する場合も長期保存が可能なので、後になっていつ保存したのかがわからなくなると、まだ保存ができるかどうか判断しづらくなります。こちらも保存袋には保存した日をしっかりと記入しておくようにしましょう。


オイル漬けに

ドライトマトを瓶に詰め、にんにくや赤唐辛子を加えてオリーブオイルで浸してオイル漬けにしてもいいでしょう。パスタソースなどに利用できます。保存は冷蔵庫で2週間ほど可能です。

保存方法保存期間
ドライトマトにして冷蔵保存1ヵ月
オイル漬けにして冷蔵保存2週間



トマトを加工して保存

加工して保存

トマトソースやトマトケチャップなどに加工して保存しておくことも可能です。手間はかかりますが様々な料理に使えて料理の幅も広がります。湯むきしたトマトを使うので、まずはトマトの湯むきの仕方については上記のトマトの冷凍庫での保存でも解説しています。

トマトケチャップ

使う材料は以下の通りです。

レシピ
  • トマト … 大5個
  • たまねぎ … 1/2個
  • 三温糖 … 大さじ1
  • 塩 … 小さじ1
  • 酢 … 小さじ1
  • ローリエ … 1枚

まず湯むきしたトマトをざく切りにし、玉ねぎもみじん切りにして鍋に入れます。塩、三温糖、ローリエも加えて中火にかけ、煮立ったら弱火にします。途中木べらでトマトをつぶしながら、半分の量になるまで煮込みます。最後にお酢を加えてさらに10分ほどにて出来上がりです。ローリエを取り出して瓶に詰めて冷蔵庫で保存で1か月ほど持ちます。

トマトソース

トマトソース

使う材料は以下の通りです。

レシピ
  • トマト … 400g
  • たまねぎ … 100g
  • にんにく … 1片
  • オリーブオイル … 1/4カップ
  • コンソメ顆粒 … 小さじ2
  • 塩 … 少々

トマトをまずは湯むきします。そしてニンニクと玉ねぎをみじん切りにします。鍋にオリーブオイルを入れて中火で熱し、ニンニクと玉ねぎを入れ炒めます。粗刻みしたトマトとコンソメ顆粒を入れて20〜30分ほど煮込みます。最後に塩を加えて味付けして完成です。瓶に詰めて冷蔵庫で保存すれば1週間ほど保存が可能です。冷凍保存袋にいれて冷凍保存すれば1か月は持ちます。

冷凍保存では1時間ほど置いて完全に凍る前にいったん冷凍庫から取り出し、4等分に折って、さらに折り目の溝を指で少し広げてしっかりと4つに分けておくと、こまめに使う際に便利です。最初からラップで4つに小分けして保存してもいいです。

トマトソースはパスタやハンバーグ、ピザやラザニア、ロールキャベツやオムレツ、ミネストローネやその他煮込み料理など様々な料理で使えます。

トマトソースを保存袋で冷凍保存

保存方法保存期間
ケチャップにして冷蔵保存1ヵ月
トマトソースにして保存冷蔵1週間、冷凍1ヵ月



保存方法別の保存期間の目安

トマトは緑のトマトは常温で追熟させますが、基本は冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵庫では1週間ほど保存ができます。そのまま冷凍庫で保存することもできます。冷凍庫では1か月ほど保存できます。乾燥させたものを冷蔵庫で保存すればこちらも1か月ほど保存ができます。トマトケチャップやソースにして保存もできます。ケチャップなら冷蔵庫で1ヵ月、ソースなら冷蔵庫で1週間ほど保存ができます。

保存方法保存期間
冷蔵保存1週間
切ったトマトを冷蔵保存1〜2日
冷凍保存1ヵ月
ドライトマトにして冷蔵保存1ヵ月
オイル漬けにして冷蔵保存2週間
ケチャップにして冷蔵保存1ヵ月
トマトソースにして保存冷蔵1週間、冷凍1ヵ月





トマトが傷んで腐ってくるとどうなる?

上手に保存すれば長期保存もできるトマトですが、傷んで腐ってくるとどうなるのでしょうか。まずは徐々にぶよぶよになってきます。多少柔らかい程度ならまだ食べられますが、気になるならトマトソースや煮込み料理など加熱料理で使うといいです。さらに傷んで腐ってくると皮が破けそこから白いカビが生えてきたり、皮が黒くなってきます。匂いも通常のトマトとは違う独特の酸っぱい匂いがしだします。こうなるともう食べれません。



トマトの見分け方・選び方

トマトを長く保存したいなら買う段階で鮮度のいいものを選ぶことも大切です。トマトはまずは球形で角ばっていないものを選びます。そして全体的に均一な赤色をしていてヒビなどが入っていないかも重要です。トマトの水分はへたから先にしなびてくるので、青々とみずみずしくてしなびていないものを選びます。

トマトをひっくり返してみて放射状に白い線が伸びているものもおいしいトマトを見分けるポイントです。触ってみて表面が固く重量感のあるものも鮮度がいいです。トマトの詳しい見分け方についてはおいしいトマトの見分け方・選び方で解説しています。

トマトから伸びる放射状の線



保存方法まとめ

トマトは完熟前の青いトマトなら常温で保存し、熟してきたら冷蔵庫の野菜室で保存します。赤いトマトはそのままポリ袋に入れ、へたを下にしてトマト同士が重ならないように並べて冷蔵庫で保存します。長期間保存したいなら冷凍保存するといいでしょう。トマトはそのまま冷凍庫で保存することが出来ます。

乾燥させて保存しても1か月ほど保存ができます。ケチャップやソースに加工しても保存ができます。手間はかかりますが様々な料理に使えるので料理の幅も広がります。




※参考書籍
野菜のソムリエ
からだにおいしい 野菜の便利帳
もっとからだにおいしい野菜の便利帳
プロが教える食材の裏ワザ
食材完全使いこなし事典
材料の下ごしらえ百科
もっとおいしくながーく安心食品の保存テク
農家が教える野菜の収穫・保存・料理
野菜の保存&使いきりレシピ
ディップ・たれ・ソース・ドレッシング簡単レシピ270
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最終更新日 2018/10/30
公開日 2004/04/04











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