たまねぎでサラダやあえ物を作るなら通常のたまねぎと新たまねぎのどちらの方がいいのでしょうか。きになったので実際に通常のたまねぎと新たまねぎでサラダを作ってみて、どちらがよりおいしいのかを検証してみることにします。
まず新たまねぎですが辛さがそんなに強くはなくて、その分甘みを強く感じるのが特徴です。また果肉は通常のたまねぎよりは柔らかいです。なのでそのまま生で食べるのにも向いています。
こちらは薄切りにしてそのままサラダに使います。
一方通常のたまねぎの場合は生だと辛みがかなり強いので、まずは辛味抜きが必要です。たまねぎを薄切りにしたらこのように水に浸けます。大体10分ぐらいで食べやすいぐらいの辛さにまで辛みが抜けます。
どの程度水にさらせばいいのかについてはたまねぎの辛味抜きで水にさらすなら1分、5分、10分、20分の何分が正解?検証してみたら驚きの結果に!でも検証しているので、併せて参考にしてみてください。
水にさらしたらざるにあげて水けをきり、サラダに使います。
今回はツナサラダを作ってみることにします。使う材料は以下の通りです。
それでは作り方を見ていきます。まずはボウルに薄切りにしたたまねぎとツナ80g、根元をカットしたかいわれ大根を加えます。
ここにごま油大さじ1、しょうゆ小さじ2、すりおろししょうが小さじ1/2を加えてよく和えたら出来上がりです。
こちらは新たまねぎで作ったツナサラダです。食べてみたところ適度な柔らかさでたまねぎの風味や甘みがありおいしかったです。辛味もそんなに気になりはしませんでした。
こちらは普通のたまねぎで作ったツナサラダです。食べてみたところこちらは水にさらしていたせいか少し水っぽい食感でした。甘みも少し弱い気がしました。辛味はこちらもそんなには気になりませんでした。
2つを食べ比べてみた結果はどちらも調味料やツナの味がよく効いていて十分においしかったのですが、たまねぎ単体で見ると通常のたまねぎは少し食感がみずっぽいのと甘さがやや弱かったです。
なのでよりおいしかったのは新たまねぎの方でした。星で表すなら新たまねぎの方が星5なら、通常のたまねぎの方は星4.5といった感じです。
一応シンプルに薄切りにしたたまねぎにかつお節をのせてポン酢を上からかけるたまねぎのおかかポン酢和えでも食べ比べてみました。
こちらは新たまねぎで作ったおかか和えです。食べてみたところ水っぽさもなく適度な柔らかさで甘みや風味もあっておいしかったです。
こちらはたまねぎで作ったおかかポン酢和えです。食べてみたところやはりこちらも少し水っぽい食感で甘みも少し弱かったです。
2つを食べ比べてみた結果はやはりこちらも新たまねぎの方がよかったです。星で表すと新たまねぎの方が星5なら、通常のたまねぎの方は星4.5といった感じです。
ちなみに今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回はたまねぎを生でサラダやあえ物にするなら新たまねぎと普通のたまねぎのどちらがよりおいしいのかを検証しました。結果は水に浸けて辛味抜きをしなくても食べれる新たまねぎの方が甘みや風味があって、食感も水っぽさがなくてよかったです。
なので3月から5月の新たまねぎのシーズンなら新たまねぎで作るサラダやあえ物がおすすめです。新たまねぎには劣りますが通常のたまねぎでも十分おいしかったので、新たまねぎのシーズン以外の時は通常のたまねぎを辛味抜きして使うといいです。