HOME > 食材の見分け方・選び方 > スイスチャード(不断草)の見分け方・選び方、おいしさと鮮度を見分けるコツを紹介!
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こちらは茎の色が赤、黄色、緑とカラフルな色をしたスイスチャードと呼ばれる葉物野菜です。日本名では不断草(フダンソウ)ともよばれます。
味にくせもなく生でも食べられる野菜です。今回はこのスイスチャードの鮮度のいいもの、おいしいものの見分け方を紹介します。
スイスチャードはフダンソウ(不断草)という名前の通り、寒暖や害虫にも強く一年中栽培できます。旬の時期も長く4月から10月頃になります。
スイスチャード(フダンソウ)は葉の緑が濃いものがいいです。
鮮度が落ちるとこのように色もやや薄れてきます。
並べるとこんな感じです。左は色の濃いスイスチャードで、右は色が薄れてきたスイスチャードです。色の違いがよくわかるかと思います。
スイスチャードは葉にハリツヤがあってみずみずしいものがいいです。
鮮度が落ちて乾燥してくると表面のハリつやもなくなり、しなびれてみずみずしさも失われてきます。
並べるとこんな感じです。左はハリつやのあるスイスチャードで、右はしなびたスイスチャードです。ハリつやの違いがよくわかるかと思います。
ちなみにしなびたスイスチャードですが、まだこの状態であればハリやみずみずしさを復活させる方法はあります。詳しくはしなびたスイスチャード(不断草)が元通りになるの?復活術、再生術を検証しますで解説しています。
スイスチャードは葉の裏側の葉脈がくっきりとしているものが新鮮です。
鮮度のいいものは茎にもハリつやがあり、みずみずしいです。
鮮度が落ちてくるとこのように茎にもしわが寄ってきます。
並べるとこんな感じです。左は茎にもハリつやのあるスイスチャードで、右は茎にしわの寄ったスイスチャードです。ハリ具合にだいぶ違いがあるのがわかるかと思います。
スイスチャードはこのようにカットした断面が奇麗でみずみずしいものが新鮮です。
収穫して日が経ったものは、このようにカットした断面も乾いてきます。
並べるとこんな感じです。左は断面がみずみずしいスイスチャードで、右は断面が乾燥したスイスチャードです。みずみずしさが全然違うのがわかるかと思います。
スイスチャードの先を持ってみて、このようにぴんと立つものはハリもしっかりとあって新鮮です。
鮮度が落ちてしなびれてくると、このようにハリもなくなり、手で持ってもしなっと垂れ下がってしまいます。
並べるとこんな感じです。左はぴんと立つスイスチャードで、右はしなびて垂れ下がったスイスチャードです。ハリ具合が全然違うのがわかるかと思います。
茎を触ってみて適度にハリや固さ、弾力のあるものが新鮮です。
茎も鮮度が落ちてくるとこのように触ると柔らかくなってきます。
並べるとこんな感じです。左は茎にハリや固さのあるスイスチャードで、右は茎が柔らかくなってきたスイスチャードです。触ったときのふにゃっとした感じがわかるかと思います。
以下ではスイスチャード(不断草)の見分け方・選び方を動画で解説しているので、併せて参考にしてみてください。
おいしいスイスチャードを買ってきても腐らせてしまっては元も子もありません。そこでスイスチャードの保存方法についても紹介します。スイスチャードはポリ袋に入れて軽く口をしめ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。これで1週間は持ちます。
ほかにも茹でてから切り分け、冷凍保存してもいいです。冷凍保存なら1か月は持ちます。くわしくはスイスチャード(不断草)の保存方法が本当に効果があるのかを検証してみたら驚きの結果に!で解説しています。
最後にスイスチャード(不断草)を見分ける際に、チェックするポイントをまとめてみます。まずは葉の緑が濃くてハリつやがあり、みずみずしいものを。葉の裏の葉脈は茎にもハリつやがあり、カットした断面がみずみずしいものが新鮮です。
持った時にピンと立つもの、茎も触ってみてしっかりとした固さやハリがあるものも良品です。
カットした断面が白くてみずみずしいものも鮮度が良いです。