HOME > 食品を下ごしらえして保存する方法 > ニラを下ごしらえしてから保存で、忙しい料理の手間と時間を短縮
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ニラは炒め物や卵とじ、しょうゆ漬けにしてたれやソースとして利用したりなど調理の幅の広い野菜の一つです。あらかじめカットしたり湯通ししたりさっと炒めたり、しょうゆに付け込んでおくことなど先に下ごしらえをしておくことで、調理にかかる時間を短縮することができます。
そこで今回はニラの下ごしらえの仕方を詳しく見ていくとともに、下ごしらえを下ニラを使った絶品レシピを紹介します。
あらかじめニラの下ごしらえだけ済ませておきます。そうしておけば実際に料理を作る際はその工程を省略することができるので、料理にかかる時間や手間を減らすことができます。
しっかりと味を染み込ませたい料理などでは、保存と同時に味も染み込ませることができるので、その分しっかりと味が染み込みます。
一から料理を始めるとなると手間や時間もかかるので、億劫になることもあるかもしれません。そこであらかじめ下ごしらえをしておけば、その分の手間や時間は省けるので、料理を始めようというハードルも下げることができます。その結果、使わずに置きっぱなしにして、だめにしてしまうといったことも予防できます。
ニラは湯通ししてから冷凍庫で保存ができます。手順はまずはニラを根元から2〜3cmほど切り落としてから4cmの長さに切り分け、ざるに入れます。上から熱湯を回しかけます。
水けをきって冷まし、キッチンペーパーで水分を拭いてからラップで小分けします。あとは冷凍用保存袋に入れて金属トレイの上にのせて冷凍庫で保存します。これで1か月ほど保存できます。
冷凍した湯通ししたニラは、和え物や炒め物に使うなら前日に冷蔵庫に移して、低温で自然解凍しておくといいです。直接スープなどに加えるときは冷凍のままでもいいです。
湯通ししてから冷凍庫で保存したニラを使ったレシピをいくつか紹介します。まずはニラ入り肉豆腐です。使う材料は以下の通りです。
まずは豆腐をペーパータオルか布付近で包み、上に重しを乗せたトレイを載せ、10分ほど置いて水気を切ります。
つぎにフライパンにサラダ油をひいて強火にかけ、豚肉を加えて炒めます。焼き色がついてきたらめんつゆを加え、肉に味を絡めます。
豆腐を一口サイズにちぎってから加えて軽く炒めたら、水100mlを注いで2分ほど煮ます。
塩をふって味を調えてからニラを加えてひとまぜし、少し煮たら出来上がりです。
次にニラの卵とじを紹介します。使う材料は以下の通りです。
まずはフライパンに油をひいて中火で熱し、ニラを入れて炒めます。
ニラに火が通ってきたら今度は調味料Aを加えて煮込みます。
調味料Aが一煮立ちしたら、溶き卵を端を使って全体に垂らし入れます。
卵も半熟加減がなくなる程度に火が通ってきたら火を止め、蓋をして5分ほど蒸らします。あとは器に汁ごと盛って完成です。
次にニラともやしのナムルを紹介します。使う材料は以下の通りです。
まずは鍋に水を入れて沸騰させ、洗ったもやしを1分ほど茹で、ざるにあげます。
つぎにボウルに調味料Aを入れてよく混ぜます。
ここに茹でたもやしと解凍した湯通ししたニラを入れてよく合えたら出来上がりです。
ニラはもやしと一緒に炒めてから冷蔵庫で保存ができます。使う分量はもやし1袋(200g)、ニラ1袋(100g)です。手順はまずはニラを根元から2〜3cmほど切り落としてから4cmの長さに切り分けます。
つぎにフライパンにごま油大さじ1/2ひいて中火にかけ、ニラともやしを加えて1〜2分炒めます。
後は冷めるまで待って保存袋に入れ、冷蔵庫で保存します。これで3日は持ちます。あらかじめニラをカットして炒めているので、炒め料理に使う場合はさっと炒めなおすだけでよく、調理時間の短縮につながります。
炒めたニラともやしは冷蔵庫だけでなく、冷凍庫でも保存ができます。冷凍庫なら1ヵ月ぐらい持つので、上記と同様ニラともやしを炒めてから冷まし、1度に使う分ごとにラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。金属トレイの上にのせて冷凍庫で保存で1ヵ月は保存ができます。
冷凍した炒めたニラともやしは主に炒め物に利用します。この場合解凍せずに直接冷凍のまま使っても問題ありません。ちなみに下の画像は冷凍した炒めたニラともやしです。
炒めたニラともやしは冷凍すると、どうしてももやしのシャキシャキ感は薄れ、ニラもしなっとしてきます。シャキシャキ感などを生かしたいなら、冷蔵庫で保存してから使うといいです。
炒めてから冷蔵庫や冷凍庫で保存したニラともやしを使ったレシピをいくつか紹介します。まずはニラともやしの炒め物です。使う材料は以下の通りです。
まずはにんにくを薄切りにします。つぎに鍋にサラダ油をひき、弱火にしてにんにくを香りが出るまでじっくり炒めます。
つぎに冷凍にニラともやしを加えて炒めます。
ニラともやしがしっかり解凍できたら、調味料Aを加えてよく混ぜ合わせます。全体にしっかりと味が回ったら出来上がりです。
次にニラ玉もやし炒めを紹介します。使う材料は以下の通りです。
まずはフライパンにごま油大さじ1/2ひいて中火にかけ、溶き卵を食わて大きく混ぜながら炒めます。半熟加減に火が通ったら一度取り出します。
つぎにフライパンにごま油大さじ1/2引き、中火で冷凍したニラともやしを炒めます。
しっかり解凍してきたら卵を戻し入れ、調味料Aを加えてよく混ぜ合わせたら出来上がりです。
ニラはしょうゆに漬けて冷蔵庫で保存しておくこともできます。まずはニラを小口切りにします。次に容器にしょうゆと砂糖を入れてよく混ぜたら、ニラを加えてよく合えます。後は冷蔵庫で保存します。冷蔵庫で1週間ほど保存ができます。
ニラのしょうゆ漬けは砂糖しょうゆも一緒に料理に使えます。漬けはじめはニラもしょうゆもそれぞれが主張が強いですが、時間がたつと切り口からコクとうまみがにじみ出て混ざり合い、まろやかな味に変わります。
しょうゆ漬けにしてから冷蔵庫で保存したニラを使ったレシピをいくつか紹介します。まずは冷ややっこです。
作り方は簡単で、絹豆腐にしょうゆ漬けにしたニラをのせ、漬けた醤油もかけてからかつお節を適量散らすだけです。薬味としておいしくいただけます。
次に蒸し鶏のニラ醤油を紹介します。使う材料は以下の通りです。
今回使った鶏むね肉は1枚350gと厚みがあります。鶏むね肉は加熱時間が長くなるほどパサつきやすくなります。なのでレンジで熱が通りやすいよう2枚に切り分けます。
切り分けた鶏むね肉を耐熱性の皿に入れてフォークで数か所刺し、塩と黒こしょう、お酒をふりかけて下味を漬けます。
ラップをしてレンジにかけます。まずは2分半加熱します。
一旦ラップを外して鶏むね肉をひっくり返し、再びラップをしてさらに2分半加熱します。
レンジに入れたまま余熱で5分ほど温めます。それでもまだ赤い部分がある場合は30秒ほど追加でレンジにかけてください。
粗熱が取れるまでしばらく置いておき、包丁でそぎ切りにします。
にじみ出た汁にニラのしょうゆ漬けをかけて混ぜてソースを作ります。
そぎ切りにした鶏むね肉を器に盛って上からニラソースをかけて出来上がりです。
つぎに豚ニラしょうゆチャーハンを紹介します。使う材料は以下の通りです。
まずはフライパンに油をひき豚ひき肉をほぐしながら炒めます。
肉の色が変わってきたらごはんを加え、よく混ぜほぐしながら炒めます。
ご飯がパラパラしてきたらニラ醤油とこしょうをかけてよく炒め合わせます。
後は器に盛って紅しょうがを添えたら出来上がりです。
今回はニラの下ごしらえの仕方と保存までの手順を詳しく見ていきました。ニラは湯通ししてから冷凍保存しておけば、長期間保存が可能で、炒め物や煮物などで使うときは冷凍のまますぐに料理に使えます。
またもやしと一緒に炒めて置いたり、小口切りにしてしょうゆ漬けにして冷蔵庫においておくことも可能です。保存の間に味もしみこみます。料理で使う際もすでにカットして下ごしらえしているので、料理の時短につながります。下ごしらえしておいたニラを使ったおいしいレシピもいくつか取り上げてみたので、是非とも参考にしてみてください。
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