HOME > 食材を外で常温保存する方法 > にんじんって常温で外で保存しても大丈夫なの?冷蔵庫いらずの常温保存のコツを紹介!
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にんじんは常温での保存も可能だと思われている方もいるかと思いますが、実際はどうなのでしょうか。先に結論を書くと気温の高い夏場でなければ、常温での保存も可能です。そこで今回はにんじんの常温での保存の仕方と、注意点、常温で保存できない場合の対処法などを詳しく見ていきます。
にんじんは冷暗所があるなら外での常温保存も可能です。冷暗所とは直射日光が当たらず、湿気も少なく14度以下の環境にある場所です。こうした場所がない場合は冷蔵庫で保存しましょう。
冷暗所がある場合でも気温が一定ではなく、暖房などにより気温の上昇が見られる場合では常温での保存には適していません。この場合は冷蔵庫で保存しましょう。
夏場は外気の気温も上昇するので、冷暗所自体なかなか確保することが難しいので、冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
それでは実際ににんじんを外で常温保存する手順を一から解説します。にんじんは水分がついたままだと、そこから傷みやすくなります。なのでまずは水分をふき取ってから新聞紙もしくはキッチンペーパーで包みます。
あとは冷暗所に立てて保存します。これで1週間ほど保存ができます。
にんじんは保存しているとにんじんの水分が出てきて、新聞紙が湿ってくることがあります。そのままにしておくと傷みやすいので、湿って新聞紙の色が変わってきたら新しい新聞紙と交換しましょう。
にんじんなどの野菜は畑に植えてあった状態そのままで保存したほうが長持ちします。にんじんは縦に埋まっているので、横にして保存すると縦にのびようと無駄にエネルギーを消費してしまいます。その結果鮮度が落ちるのも早くなります。にんじんを保存する場合は立てて保存するようにしましょう。
カットしたにんじんは常温での保存にも適していません。冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。保存する場合は、切った断面から特に水分が蒸発しやすいので、しっかりとラップをしてから保存します。保存は冷蔵庫で2〜3日ほど可能です。
にんじんはへたの近くに生長点があり、保存期間が長くなると葉をはやして伸ばそうとして、根からどんどんと栄養分を吸い上げようとしていきます。なので全部使わない場合は、へた側の方から使うようにするといいです。
にんじんを外で常温保存したくても、14度以下で日の当たらない場所自体がない場合は、冷蔵庫の野菜室で保存します。常温保存と同じように新聞紙で包んでポリ袋に入れ、立てて保存するといいです。冷蔵庫で2週間ほど保存ができます。
にんじんは千切りやいちょう切り、輪切りなど用途に合わせてカットしてからレンジで加熱し、冷ましてから保存袋に入れ冷凍保存することもできます。マッシュにしてから冷凍保存してもいいです。保存は1か月ほどできます。にんじんの保存方法全般についてはにんじんの保存方法と保存期間、長持ちのコツで解説しています。
ちなみに以下の動画では実際に新聞紙で包んでポリ袋に入れて保存する方法の効果を検証しています。併せて参考にしてみてください。
今回はにんじんを冷蔵庫ではなく、外で常温保存する方法について見ていきました。14度以下で日の当たらない環境なら、にんじんは外でも保存ができます。乾燥しないように新聞紙で包んで保存しておけば1週間は保存ができます。
カットした場合はラップに包んで冷蔵庫で保存します。新聞紙に包んでポリ袋に入れ冷蔵庫で保存すれば2週間、カットして加熱してから冷凍保存すれば1か月は保存ができます。