長芋といえば皮はむいて食べるものと思っている方も多いかと思いますが、実は皮ごと食べられるって知ってました?ただ皮ごと食べておいしいのかどうかは気になるところです。
そこで実際に皮をむいた長芋と皮付きの長芋を食べ比べてみて、味や食感がどのくらい違うのかを検証してみることにします。
そもそも長芋の皮ですが食べても大丈夫なのでしょうか。実は長いもの皮は厚みも薄くてそんなに固くもないので、むかなくても食べられます。
また皮にはたんぱく質の消化、吸収を助ける成分も含まれていて栄養も豊富なので、皮も一緒に摂取することで栄養を無駄なく摂ることができます。
ここまでいいこと尽くめのようにも思えますが、実際には味や食感も重要です。そこで実際に皮ごと食べてみることにします。
まずは長芋の皮をよく洗います。長芋に土がついている場合は土の土壌菌などがついている場合もありますのでしっかりと洗ってください。ブラシなどを使うときれいに落とせます。
こちらは洗った長芋です。
こちらを1cm幅ほどに輪切りにします。
こちらをサラダ油を引いたフライパンで炒めます。
こちらは皮付きのまま炒めた長芋です。食べてみたところ味は長芋の味がしっかりあって皮の風味もやんわりあっておいしかったです。食感は皮も固くなくて柔らかくて、厚みもないので、特に気にせず食べれました。
次ぎは皮をむいた長芋を炒めます。ピーラーで皮をむいたらこちらも輪切りにします。これを油を引いたフライパンで炒めます。
こちらは皮をむいてから炒めた長芋です。食べてみたところこちらも長芋の味がしっかりあっておいしかったです。食感はちょうどいい固さ柔らかさでよかったです。
2つを食べ比べてみた感想は、味については皮をむいた方もおいしかったのですが、若干の皮の風味が加わった皮付きの方がおいしく感じました。
食感について皮付きの方は皮も柔らかくて特に気にならなかったので、どちらも美味しくいただけました。味の違いを星で表すなら皮付きの方が星5なら、皮むきの方は星4.5といった感じです。
味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
長芋は炒めるだけでなくすりおろしてとろろにしてもおいしくいただけます。そこでこちらも皮ごとと皮むきでどちらがおいしいのかを検証しました。
こちらは皮ごとすりおろしたとろろです。食べてみたところ味の方はとろろの味と若干の皮の風味がありました。食感の方はこちらは皮は細かくすりおろされていますが、それでも結構口に残って気になります。
次ぎは皮をむいてすりおろしたとろろです。食べてみたところとろろの味や風味がしっかりあっておいしかったです。食感の方は全体的になめらかでよかったです。
2つを食べ比べてみた感想は味についてはそこまで大きな差はありませんでした。ただ食感は皮付きだと皮が口に残る感じがあるので、こちらは皮をむいたほうがよかったです。
星で表すなら皮をむいたほうが星5なら、皮ごとすり下ろした方は星3.9といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回は長芋は皮をむいて食べた方がいいというのは本当なのかどうかを検証しました。栄養面では皮付きで食べた方がいいようです。
炒めて食べる場合は皮は薄くて柔らかいので、特に皮も気になることなく食べられます。また皮の風味も加わって味もよかったので、炒める場合は皮付きがおすすめです。
一方で生ですりおろして食べる場合は、皮ごとだと皮が口に残って食感がよくないのでこちらは皮はむいてからすりおろした方がいいです。