もやしは爪楊枝で袋に穴をあけるだけで鮮度が長持ちするという裏技を見かけたのですが本当なのでしょうか。たったそれだけで本当に効果があるのか信じられなかったので、今回は実際に試してみてその効果を検証してみることにします。
そもそもなぜ袋に穴をあけるだけで長持ちするのでしょうか。まず市販のもやしは密封した状態で袋にはいっています。
こうしておけば中の水分は漏れずに済みますし、さらにかさばらないので流通や商品棚への陳列の際のスペースも取りません。
ただ袋の中でももやしは生きているので、密封よりも適度に酸素があった方が呼吸ができて長持ちします。そこで爪楊枝で袋に穴をあけてやります。
こうすると中に酸素が入って呼吸もできて長持ちするというわけです。ただ理屈はわかりますがどの程度差が出るのかは実際にやってみないことにはわかりません。そこで実際に試してみることにします。
それでは実際に変化の違いを見ていきます。まずは穴をあけてから保存して4日たったもやしです。色は若干茶色に変色してきています。酸素のある環境なので少し酸化してしまったのかもしれません。
初日と並べるとこんな感じです。少し色が変わってきているのがわかるかと思います。
鍋に水を入れて沸騰したらこちらのもやしを入れて1分ほど茹でます。
こちらは袋に穴をあけて保存したもやしを茹でたものです。食べてみましたが、もやしの風味や味はしっかりあって、もやしの日数がたってくると出てくるもやし臭さもそんなに感じません。食感も適度にシャキシャキでよかったです。
それでは実際に変化の違いを見ていきます。まずは穴をあけてから保存して4日たったもやしです。色は若干茶色に変色してきています。酸素のある環境なので少し酸化してしまったのかもしれません。
初日と並べるとこんな感じです。少し色が変わってきているのがわかるかと思います。
鍋に水を入れて沸騰したらこちらのもやしを入れて1分ほど茹でます。
こちらは袋に穴をあけて保存したもやしを茹でたものです。食べてみましたが、もやしの風味や味はしっかりあって、もやしの日数がたってくると出てくるもやし臭さもそんなに感じません。食感も適度にシャキシャキでよかったです。
次は穴をあけずに4日間保存したもやしを見ていきます。こちらは色自体は酸素が入っていないせいかあまり変色は見られません。
並べるとこんな感じです。あまり変わっていないのがわかるかと思います。
こちらも茹でてから食べてみることにします。こちらは茹でたものです。食べてみましたがこちらももやしの味や風味はしっかりありましたが、もやし臭さも結構出てきていました。
こちらは日にちのたったもやしなんだなといった感じです。食感の方はこちらも適度にシャキシャキしていました。
2つを食べ比べてみた感想ですが、味については穴をあけて保存した方がもやし臭さがほとんどなくて全然よかったです。
見た目こそ変色が見られたので、こちらの方がむしろ鮮度が落ちてるんじゃないかとも思いましたが、食べてみたらやはり穴をあけたほうがおいしかったです。
星で表すなら穴をあけたほうは星5なら開けてない方は星3.8といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回はもやしの袋に穴をあけるのは本当に効果があるのかどうかを検証しました。結果は色こそ穴をあけたほうが変色は見られましたが、味に関しては穴をあけておいた方が全然よかったです。
やはり適度に酸素がある方がもやしはおいしさが長持ちするようです。なのでもやしを保存するならつまようじで袋に一か所穴をあけてから保存するのをおすすめします。