同じみかんでも大きなものもあれば小さなものもあります。なんとなく大きなみかんの方がお得な気もしますが、実際大きなみかんと小さなみかんで味に違いはあるのでしょうか。
あるとしたらどちらの方がおいしいのでしょうか。気になったので今回実際に食べ比べてみて味や食感の違いを検証してみることにします。
みかんは品種によっても味や食感は変わってくるので、なるべくこうした差が出ないように、同じ棚に並んでいた同じ生産者のみかんで、大きさが違うものを選んできて比較してみることにします。
まずはこちらが大きなみかんです。
手で持つとこんな感じです。
大きさをはかると7.07cmでした。
重さの方は125gありました。
一方こちらは小さなみかんです。
こちらも手で持つとこんな感じです。
大小で並べると大きさの違いがよくわかるかと思います。
大きさをはかると5.39cmでした。大きなみかんが7.07cmだったので4分の3ほどの大きさです。
小さなみかんの方の重さは71gでした。大きなみかんが125gだったのでこちらは約半分強の重さです。
それでは実際にそれぞれのみかんの糖度を計ってみます。
ちなみにみかんの平均的な糖度は10〜12%で、13%を超えてくるとかなり甘いみかんだそうです。
まずは小さな方のみかんの糖度を計ってみます。こちらの糖度は13.0%でした。
実際に食べてみたところ確かに甘みが強くて酸味も程よくあっておいしかったです。
一方大きな方のみかんの糖度も計ってみます。こちらの糖度は11.3%でした。
小さい方に比べるとやはり糖度は低いようです。
食べて見たところ11%はあるので十分に甘いみかんですが、小さい方に比べると甘みが弱かったです。また酸味も小さなものほどではありませんでした。全体的に味はやや薄めな感じがしました。
味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回は大きなみかんと小さなみかんを食べ比べてみて、味や甘み、糖度に違いがあるのかどうかを検証しました。結果は意外にも大きなみかんよりも小さなみかんの方が糖度が高くて甘みも強くておいしかったです。
もし同じ品種でS、M、Lなどサイズごとにみかんが売られていたなら、小さなものを買うのをおすすめします。