
レモンといえば黄色をイメージしますが、店頭に並んでいるものだとまれにまだ緑色のものも見かけます。黄色と緑だと何が違うのでしょうか。
気になったので今回色違いのレモンを買ってきて実際に味を食べ比べてみて、どのような違いがあるのかを検証してみることにします。
レモンも生産地や品種によっても香りや酸味が変わってくるので、今回はスーパーの同じ棚に並んでいる広島県産のレモンで、色違いのレモンが同じパックに入って売られている ものを購入しました。

それでは実際にそれぞれの味や酸味を確かめてみることにします。まずは黄色のレモンです。

こちらはカットした断面です。こちらは皮の下のアルベドと呼ばれる白い海綿状の部分がやや分厚いです。果肉の色はやや黄色っぽいです。

カットした際の香りはかなり強めに感じます。レモンの程よい風味や酸味を感じます。
こちらの果汁を絞ってみます。実際に舐めてみたところレモンの酸味はしっかりありますが、甘みや風味も感じられます。甘みや風味がある分酸味は強いながらもやや抑えられてまろやかな感じになっています。

やはり黄色のレモンは緑色からしっかり熟して黄色に変化している分甘みや風味が強くなっているようです。
次は緑色のレモンです。

こちらはカットした断面です。こちらは皮の下のアルベドの部分がやや薄めです。果肉の色も少し緑がかっています。

黄色のレモンの断面と並べてみるとこんな感じです。違いがよくわかるかと思います。

カットした際はこちらは香りや風味よりも酸味が鼻に強めに感じられました。
こちらの果汁も絞ってみます。こちらも舐めてみたところ酸味がかなり強かったです。甘みや風味はやや弱く、とにかく酸味が強い印象です。

2つを食べ比べてみた結果、両者でかなり特徴が違いました。酸味に関しては緑のレモンの方が強かったです。星で表すなら緑が星5なら黄色は星4といった感じです。
ただ甘みや風味は黄色のほうが強かったです。星で表すなら黄色が星5なら緑は星3といった感じです。それぞれの違いをまとめるとこんな感じです。

黄色のレモンと緑のレモンは甘みや酸味に違いがあるので、それぞれの特徴を生かして料理に使い分けるといいです。
黄色のレモンは酸味はややマイルドで甘みや風味があるのでレモンケーキやマーマレード、ゼリー、タルト、レモネード、ホットレモン、煮込み料理やドレッシングなどに使うといいです。
一方緑色のレモンはとにかく酸味が強いので、サイダーやお酒、鶏肉のグリルや焼き魚、はちみつ漬けなどに使えます。
ちなみにすでに述べた通りレモンは熟すことで緑から黄色に変化します。外国産のレモンは海外からの輸送に時間がかかるのでその間に熟して黄色になったものが多いです。
一方国産のレモンは収穫して割と早くに市場に並ぶので特に旬の時期である10月から12月ごろに店頭でも目にする機会が多くなります。緑のレモンが気になる方はこの時期が狙い目です。

今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回は黄色のレモンと緑のレモンで違いがあるのかどうかを検証しました。結果は味や酸味、風味や甘みでだいぶ違いがありました。
両者にはそれぞれ特徴があるので、その特徴を生かして料理で使い分けるのがおすすめです。ただ緑のレモンは見かける機会も限られてくるので、緑のレモンを使いたい方はこうした時期を見逃さないのも大切だといえます。