
店頭に並んでいる柿にも色にばらつきがあって、色の濃いものもあれば薄いものもあります。なんとなく色が濃い方が熟してそうなのでおいしそうに思えますが、実際のところはどうなのでしょうか。
気になったので今回色の濃い柿と薄い柿を買ってきて食べ比べてみて、甘さや食感に違いがあるのかどうかを検証してみることにします。さらにそれぞれの糖度がどのくらい違うのかも計ってみます。
ちなみに柿も品種や生産者によっても味や食感は変わってきます。そこで今回は同じ品種で同じ袋に入って売られていたこちらの富有柿で検証します。

まずは色の濃い柿から食べてみます。こちらが色の濃い柿です。

こちらはカットした断面です。中の果肉の色もやや濃い色をしています。

こちらは皮をむいて食べやすい大きさにカットしたものです。

食べてみたところ味は甘みが強くておいしかったです。
糖度を計ってみたところ19.1%で、一般的な柿の平均が14〜16%、富有柿が16%ほどなのでかなり糖度が高いです。

食感はしゃきしゃき感はやや弱いですが適度な柔らかさで、これはこれでおいしかったです。ちなみに外から触った固さは結構あって、指で押してもへこまない程度にはあります。

柿は熟しすぎると弾力が出てさらに柔らかくなってきます。こうなると食べた時にかなり柔らかくなりすぎて水っぽくなるので、適度な固さは欲しいところです。
次は色の薄い柿です。

こちらもカットして断面を見てみると果肉の色もやや薄めです。

色の濃い柿と並べるとこんな感じです。違いがよくわかるかと思います。

食べてみたところこちらは甘さは色の濃いものほど濃厚ではありませんが、しっかり甘みがあります。

糖度を計ってみると17.2%で、色の濃い柿の19.1%ほどではありませんが、それでも富有柿の平均的な糖度の16%よりは高いです。

こちらは適度にシャキシャキ感があってよくある柿の食感です。こちらも触ってみた感じだと固さは色の濃い柿より若干固いかなという気もしますが、ほとんど変わりません。
並べてみるとこんな感じですが、見てもあまり違いはないかなと思います。

2つを食べ比べてみた感想は、味は甘さが濃厚だった色の濃い柿の方がよかったです。
食感は色が濃い方は適度に柔らかくて、色が薄い方はしゃきしゃき感がしっかりあってそれぞれ違いますがどちらもよかったです。これは好みかなという気もします。
味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。

今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回は柿は色の濃い方と薄い方で違いがあるのかどうかを検証しました。結果は味に関しては色の濃い方が甘みが濃厚でおいしかったです。
食感は色が濃い方は適度な柔らかさで、色が薄い方はしゃきしゃき感がしっかりあるでそれぞれ特徴が違います。個人的には適度な柔らかさと濃厚な甘みの色が濃い柿がおすすめです。
ただ色が薄い柿もしっかり甘みはあって、しゃきしゃき感もあるので、しゃきしゃき感がある柿が好きな方は色の薄い柿でもいいと思います。