よく行くスーパーで買ってきたじゃがいもを、家に帰って確認して見てみたところなんと一部に白カビがはえていました。
返品しに行こうかどうかも迷ったのですが、せっかく白カビの生えたじゃがいもを手に入れたので、どのくらいまでなら食べられるのかを検証してみることにしました。
まずはこちらが今回購入した白カビの生えたジャガイモ一袋です。
袋から取り出してみましたが1個はこのようにかなり大きく白カビがはえています。また白カビの周りも他よりも黒ずんでいます。
さらに側面もこのように広く黒ずんでいてぽつぽつと白カビも見られます。本来ここまで白カビがはえているなら丸ごと1個捨てるのが無難ですが、今回はあえてまだ食べられるところがないかを検証してみることにします。
ちなみに他の一つにもこのように一点だけですが白カビがはえていました。
残りの3つは見たところ特に白カビは見られませんでした。
それでは白カビの影響で中がどうなっているかを見ていきます。こちらは白カビがはえたジャガイモを半分にカットしたものです。
白カビの生えた表面だけでなく、少し中の果肉にも変色が見られます。どうやら中まで傷みは進んでいるようです。ただ奥のほうまでは行ってはいないので、比較的表面部分でおさまっている感じです。
側面も白カビがはえて傷んでいたので、その部分に当たる断面下側も黒っぽく変色しています。
それでは白カビ部分や白カビによって変色している分をカットしてみることにします。このようにカットして奇麗な部分だけ残すとここまで小さくなってしまいました。大体カット前の4分の1ぐらいになっています。
ちなみに包丁でカットする場合は白カビが包丁に付着するので、白カビの部分や傷んだ部分を包丁で切る場合はその都度包丁を洗うようにしてください。
それから一点だけ白カビがみられたじゃがいもですが、白カビの部分をピーラーでこのようにくりぬいたところ、中はきれいな色をしていました。
一応半分にカットして断面も見てみましたが、特に傷んだところも見られません。こちらは白カビがついていましたが、かなり軽傷だったようです。残りの3つも半分にカットしましたが、特に傷みは見られませんでした。
それでは白カビ部分をカットしたじゃがいもがまだ食べられるのかどうかを実際に検証していきます。まずはカットしたじゃがいもを耐熱容器に入れます。
じゃがいも100gに対して小さじ1の水をふりかけます。ラップをして100gあたりレンジで600Wで3分加熱します。
こちらはレンジで加熱したものです。特に色の変色も見られません。食べてみたところしっかりとじゃがいもの味がして、特に変な味もなく、食感もホクホクでよかったです。
また食べた翌日におなかを壊すといったようなこともありませんでした。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回は白カビの生えたジャガイモがまだ食べられるのかどうかを検証しました。結果は傷んだ部分をカットするとかなり量は減ってしまいますが、残りの奇麗な部分であれば食べても特に味の変化もなく、食べた後も特に問題はありませんでした。
白カビがはえてしまったじゃがいもも傷んだ部分をしっかりカットすれば残りは問題なく食べられました。ただそれでも白カビがはえてしまったじゃがいもを食べるのには抵抗があるという場合は、捨ててしまうのが無難だと思います。