HOME > 食品を上手に冷凍保存・解凍する方法 > 牛乳は冷凍保存しちゃダメなの?検証してみたら意外な結果に!
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牛乳って冷凍保存できるのかどうか気になる方もいらっしゃるかと思いますが、冷凍すると味が大きく落ちると言われているので一般には牛乳は冷凍しない方がいいと言われています。ただこれ本当なのでしょうか。
気になったので今回実際に牛乳を冷凍してみて、本当に味や風味が落ちるのかどうかを検証してみることにします。さらにそのまま冷凍するだけではなく、ホワイトソースに調理してから冷凍した場合はどうなるかも併せて検証します。
そもそもなぜ牛乳をそのまま冷凍保存するとよくないといわれているのかというと、牛乳は冷凍すると脂肪分が分離してしまうので、風味や舌触りがかなり落ちてしまうからです。実際どのくらい落ちるのかを検証してみることにします。

牛乳は冷凍に時間がかかるほど脂肪分も分離しやすいそうです。なので1本丸ごと冷凍するのではなくて、このように製氷皿を使い少量ずつ冷凍保存します。

ちなみにこちらの製氷皿はダイソーで買ったもので、ハーフサイズなので冷凍庫でも場所をとらず、ふたつきなので重ねて入れておくこともできて便利です。

こちらにこのように牛乳を注ぎます。

あとはふたをして冷凍庫で2週間ほど保存します。

こちらは冷凍した牛乳です。

こちらをこのようにコップに入れ、ラップをして冷蔵庫に入れて半日ほどおいて自然解凍します。

こちらは自然解凍した冷凍した牛乳です。見た限りだとそんなに変化は見られません。

飲んでみたところ牛乳のコクや甘みはやや薄いものの、全然おいしく飲めました。脂肪分が分離することでかなりまずくなるんじゃないかと予想していたのでこれはかなり意外でした。
牛乳のコクや甘みが減ってさっぱりした感じになっているので、牛乳が苦手な人にはかえって飲みやすいかもしれません。
それから製氷皿だと少し手間がかかり、量もたくさんは一度に冷凍保存できないので、牛乳パックのまま冷凍できないかも試してみました。

こちらはパックのまま冷凍して冷蔵庫で自然解凍した牛乳です。パックサイズにひと固まりで固まるので、自然解凍で完全に解凍するまで1日半と少し時間がかかりました。

こちらも飲んでみましたが味の薄まり具合は小分けで冷凍した時と同じくらいで、充分においしくいただけました。
一応冷凍していない普通の牛乳も飲んでみました。こちらはやはり牛乳のコクや甘みが濃厚でおいしかったです。

2つを比べてみるとおいしいのは冷凍していない牛乳ですが、冷凍した牛乳もコクや甘みはやや薄くはなってはいますが、全然おいしく飲めるレベルでした。
星で表すなら普通の牛乳が星5なら、冷凍して解凍した牛乳は星4.0といった感じです。

牛乳はそのまま冷凍しても全然問題なく飲めるおいしさはキープ出来ましたが、より味の落ちを抑えたいならホワイトソースにしてから冷凍するのをお勧めします。
まずはホワイトソースの作り方を紹介します。使う材料は以下の通りです。
フライパンにバター20gを入れて弱火にかけます。

バターがしっかり溶けたら薄力粉大さじ2を加えて粉気がなくなるまで混ぜ合わせます。

ここに牛乳を数回に分けていれて、その都度ダマにならないようによく混ぜ合わせます。

じっくり加熱してとろみが出てきたら塩小さじ1/4とこしょう少々を加えてさっと混ぜ合わせて出来上がりです。

冷めるまで待ち、冷めたら冷凍用保存袋に入れて、平らにして2週間ほど冷凍保存します。

こちらは冷凍したホワイトソースです。

こちらをフライパンで弱火でじっくり加熱解凍します。

こちらは加熱解凍した冷凍したホワイトソースです。食べてみましたがしっかりホワイトソースの味がしておいしかったです。

一応冷凍してないホワイトソースとも食べ比べてみましたが、特に味に違いは感じられませんでした。

ちなみに今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回は牛乳は本当に冷凍保存できないのかどうかを検証しました。結果はコクや甘みはやや薄まりはしましたが意外にも冷凍しても十分においしくいただけました。
なので賞味期限が気になる方やたくさん買ってきて余りそうな場合は牛乳は冷凍しておくといいです。
少し手間はかかりますがより味をキープしておきたいならホワイトソースにしてから冷凍保存するといいです。