HOME > 食品を下ごしらえして保存する方法 > ゴーヤを下ごしらえしてから保存で、忙しい料理の手間と時間を短縮
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ゴーヤは炒め物や和え物、お浸しなど様々な料理に利用される食材ですが、カットしたりゆでたり炒めたりといった下ごしらえをあらかじめしておくことで、料理の手間や時間を短縮することができます。そこで今回はゴーヤの下ごしらえから保存までの手順と、保存しておいたゴーヤを使ったレシピを紹介します。
先にゴーヤを下ごしらえして保存しておけば、実際に料理に取り掛かる際に下ごしらえの工程を省くことができ、その分料理の手間も減ります。
先に下ごしらえしておけば、実際の料理の際に手間だけでなく料理時間も短縮できます。また下味などをつけておく場合は、保存している間にも味が浸透するので、下味をつけるために置いておく時間も省略できます。
しっかりと味を染み込ませたい料理などでは、保存と同時に味も染み込ませることができるので、その分しっかりと味が染み込みます。
一から料理を作るとなるとそれなりに時間も手間もかかります。その点先に下ごしらえを済ませておけば、料理にかかる面倒感も減らせ、使わずに食品の置きっぱなしによるロスも予防することができます。
ゴーヤを茹でてから冷蔵庫で保存しておきます。ゴーヤは種とわたから傷みが進むので、買ってきたら先に種とワタを取って茹でておくといいです。そこでゴーヤのゆで方を解説します。
まずはゴーヤを縦半分に切り、スプーンでわたと種をくりぬきます。
ゴーヤの種とワタをくりぬくと下の画像のようになります。
つぎに2〜3mmほどの厚さに薄切りにし、ボールにいれて塩小さじ1/2、砂糖小さじ2をふりかけて揉み、そのまま30分ほど置いておきます。
そうすると水気が出てくるので、水けは捨ててからキッチンペーパーで水分をふき取ります。そのまま水を入れて沸騰させた鍋に加えて30秒ほど茹でます。
ざるにとって冷めるのを待ち、キッチンペーパーで軽く水けをふいてから保存用袋に入れ、冷蔵庫で保存します。これで3日ほど保存ができます。
ゴーヤを2、3日で使う場合は茹でてから冷蔵庫で保存しておくといいですが、すぐに使う予定がない場合は冷凍庫で保存しておくといいです。冷凍庫で保存しておけば1ヵ月と長期保存が可能です。
冷凍した茹でたゴーヤの解凍の仕方を紹介します。解凍は前日に冷蔵庫に移して自然解凍するといいです。時間がないときはボールに保存袋ごと入れて保存袋の中に水が入らないように注意して、少しずつ水を流しながら流水解凍してもいいです。流水解凍なら30分ほどで解凍できます。
茹でてから冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存したゴーヤを使ったレシピをいくつか紹介します。まずはゴーヤチャンプルーです。使う材料は以下の通りです。
まずは木綿豆腐を布巾かキッチンペーパーで包み、トレイを上にのせてその上に袋詰めの砂糖など重しになるものをのせて水切りをします。これで1時間ほど置いておきます。水切りすると半分くらいの厚さになります。後は手で一口サイズにちぎります。
豚肉は3〜4cm幅に切ってから、塩少々とこしょうを少し多めにふりかけて置いておきます。
次にフライパンにサラダ油をひいて熱してから豆腐を入れ、きつね色になるまで炒めたらいったんトレイなどに取り出します。
次にごま油を引いてからゴーヤを炒めます。ゴーヤは8割ほど火が通ればこちらもトレイなどに取り出します。
今度はフライパンに豚肉を入れて、ほぐしながら炒め、色が変わってきたらゴーヤ、豆腐も戻し入れ、塩小さじ2分の1、黒こしょうを多めにふりかけて味を調整します。
上から溶き卵を流し入れ、卵が細かくなりすぎないように10秒ほど待ってから混ぜ合わせ、薄口しょうゆをかけてからよくなじませたら出来上がりです。
次にゴーヤと焼き豚のマヨサラダを紹介します。使う材料は以下の通りです。
作り方は簡単で焼き豚を3〜4mmほどに薄切りにします。ボールに調味料Aを混ぜ合わせ、そこに焼き豚とゴーヤを入れてよく混ぜ合わせたら完成です。
ゴーヤは炒めてから冷蔵庫で保存しておいてもいいです。こちらもまずはゴーヤを半分にカットしてから、スプーンでわたと種をくりぬき、2〜3mmに薄切りにします。
次にフライパンにサラダ油(ゴーヤ1本につき大さじ1)を引いて熱し、ゴーヤを炒めます。
ゴーヤに火が通ったら取り出して冷まします。冷めたら保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。これで3日ほど保存ができます。
こちらも2、3日で使う場合は炒めてから冷蔵庫で保存しておくといいですが、すぐに使う予定がない場合は冷凍庫で保存しておくといいです。冷凍庫で保存しておけば1ヵ月と長期保存が可能です。
冷凍した茹でたゴーヤの解凍の仕方を紹介します。前日に冷蔵庫に移して自然解凍しておくといいです。電子レンジで解凍する場合は保存袋から取り出してから耐熱容器に入れて解凍キ―で解凍するといいです。加熱し過ぎないように途中で何度かチェックするといいです。炒め物などに使う場合は冷凍のまま使ってもいいです。
炒めてから冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存したゴーヤを使ったレシピを紹介します。今回紹介するのはゴーヤとベーコンのマヨネーズ和えです。使う材料は以下の通りです。
まずはベーコンを4cm幅ほどに切り分けます。フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、ベーコンを炒めます。
ベーコンに焼き色がついてきたらゴーヤを加え、塩を少々ふってさっと炒めます。
ボールに調味料Aを入れて混ぜ合わせます。その中に炒めたベーコンとゴーヤを入れてよく和えたら出来上がりです。
今回はゴーヤの下ごしらえの仕方と保存までの手順を詳しく見ていきました。ゴーヤはカットして、ゆでたり炒めたりしてから保存しておくことができます。保存は冷蔵庫でも冷凍庫でも可能です。冷蔵庫なら3〜4日、冷凍庫なら1ヵ月は保存ができます。
こうして保存しておいたゴーヤを使ったおいしいレシピもいくつか取り上げてみたので、是非参考にしてみてください。
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