HOME > 食材を外で常温保存する方法 > ゴーヤって常温で外で保存しても大丈夫?常温でどのくらいもつの?
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ゴーヤは通年出回りますが、旬の夏場には特によく見かける野菜です。通常ゴーヤは冷蔵庫の野菜室で保存しますが、外で常温でも保存ができるのでしょうか。そこで今回はゴーヤを外で保存する場合の注意点や保存できる期間について解説していきます。
さらに常温に限らず上手に保存するにはどのようにすればいいのかについても見ていきます。
ゴーヤは常温保存自体は可能です。冷暗所で常温保存ができます。冷暗所とは14度以下で風通しがよく、直射日光の当たらない場所で、湿気がこもらない場所のことです。ただし保存は3〜4日になります。
ゴーヤは長く保存したいなら冷蔵庫の野菜室での保存の方が適しています。なぜならゴーヤは中のワタや種から先に傷んできます。このワタと種を取ってから保存する場合、まずは半分にカットする必要があります。カットしたものは冷蔵庫の野菜室での保存が適しています。
先にワタと種をくりぬいているので冷蔵庫の野菜室で保存すれば1週間ほど保存が可能です。すぐに使う場合は冷暗所での保存でも構いませんが、より長く保存したいなら種とワタをくりぬいて冷蔵庫の野菜室での保存の方がおすすめです。
ゴーヤは水分の多い野菜です。14度以下とはいっても寒冷地で0度を下回るような場合は、ゴーヤの水分が凍ってしまうので保存には適していません。その場合は冷蔵庫で保存するようにしましょう。
それではゴーヤの常温での保存の仕方について詳しく見ていきます。まずは新聞紙を用意します。ゴーヤのサイズにもよりますが、大きく広げた新聞紙を4分の1にカットしたサイズが、ちょうどゴーヤを1本包むのに適しています。4分の1の新聞紙を広げて、その上にゴーヤを置きます。
左右の一方から新聞紙でゴーヤを包んでいき、下側も折り曲げます。
さらに包んでいって、上側も折り曲げれば下の画像のように新聞紙でゴーヤ全体を包むことができます。折り目のところをテープなどを張ってとめておくとばらけにくいです。折り重なる部分が下になるように置けば、テープを張らなくてもばらけません。後は冷暗所で保存します。
ゴーヤは種とワタを取ってから冷蔵庫で保存した方が長持ちすると書きましたが、それでは実際どのようにして保存するのかを一から解説します。まずはゴーヤを半分にカットします。
つぎに種とワタをスプーンなどでくりぬきます。ワタは柔らかいので種ごとスプーンで簡単にくりぬけます。
種とワタをくりぬくと以下の画像のようになります。
あとは空気に触れいないよう、しっかりとキッチンペーパーとラップで包んでから冷蔵庫の野菜室で保存します。これで1週間は保存ができます。
ちなみに以下の動画では実際に種とワタをくりぬいてキッチンペーパーとラップで包んで保存する方法の効果を検証しています。併せて参考にしてみてください。
ゴーヤを外で常温保存したくても、14度以下で日の当たらない場所自体がない場合は、冷蔵庫で保存します。その場合でも種とワタを取らずにそのまま新聞紙で包み、ポリ袋に入れて軽く口を閉めて保存した場合は、冷暗所での保存と同様保存期間は3〜4日ほどです。
より長く鮮度を保ちたいなら種とワタを取ってから保存しましょう。
ゴーヤはゆでたり炒めたりした後に、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存することもできます。冷凍保存なら1ヵ月は保存ができます。ゴーヤの保存方法全般についてはゴーヤの保存方法と保存期間、長持ちのコツで解説しています。
今回はゴーヤを冷蔵庫ではなく、外で常温保存する方法について見ていきました。ゴーヤは外でも冷暗所であれば保存ができます。ただし保存期間は3〜4日ほどです。
もっと長く保存したいなら種とワタをくりぬいてラップして冷蔵庫の野菜室で保存するといいです。これなら1週間は保存ができます。