ゴーヤにもイボが小さくて密集しているものやイボが大きいものがありますが、選ぶならどっちがいいのでしょうか。気になったので今回は実際にそれぞれ食べ比べてみて、味や食感がどのように違うのかを検証してみることにします。
そもそもイボの大きさで味に違いが出るのかというと、一般にイボが小さいゴーヤはまだ未熟で苦みが強いといいます。一方イボが大きいゴーヤはよく熟していて苦みも少なくなっているそうです。
ただこれも本当に苦みに差があるのかどうかは食べてみないとわからないところです。そこで実際に食べ比べてみます。
まずはこちらがイボの大きなゴーヤです。
手に持つとこんな感じです。イボの大きさがよくわかるかと思います。
こちらを半分にカットします。断面はこんな感じで熟しているのか少し種周りがスカスカしています。
こちらはワタと種をくりぬいたものです。色もきれいです。
こちらを半月切りにします。このまま生で食べてみたところゴーヤの風味と苦みが適度にあって普通のゴーヤといった感じです。食感も若干水っぽいですが良かったです。
次はイボの小さなゴーヤです。
イボの大きなものと並べるとこんな感じです。イボの大きさが全然違うのがわかるかと思います。
手で持つとこんな感じです。
こちらも半分にカットしてみます。こちらは種周りがまだしっかり詰まっています。
種とワタをくりぬくとこんな感じです。こちらも色もきれいです。
こちらも半月切りにします。食べてみたところこちらもゴーヤの風味と苦みがしっかりあって普通のゴーヤですが、若干苦みはこちらの方がある気がします。食感も若干こちらの方が実が詰まっている感じがします。
2つを食べ比べてみた感想は確かにイボが大きな方が苦みは少なかったです。とはいえその差は食べ比べたらわかる程度でそんなに大きくはありません。
予想だともう少しはっきりと差が出るかと思っていたので意外でした。苦味を星で表すならイボの小さなゴーヤが星5なら、イボの大きなゴーヤは星4.8といった感じです。
次はそれぞれ油を引いたフライパンで炒めてみて食べ比べてみます。
こちらはイボの大きなゴーヤを炒めたものです。食べてみたところ炒めることで風味や甘みが増して、苦味もほとんどなくなっておいしかったです。食感も適度な柔らかさです。
2つを食べ比べてみた感想は苦みに関しては炒めたことで苦みは減ってどちらもそんなに差はなくなっていました。味に関しては若干ですがイボが小さい方が味が濃厚でよかったです。
星で表すならイボが小さなゴーヤが星5ならイボが大きなゴーヤは星4.8といった感じです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回はイボが大きなゴーヤとイボが小さなゴーヤはどちらがいいのかを検証しました。生で食べる場合はイボが大きな方が若干ですが苦みが少なかったので、苦味が苦手な方はこちらを選ぶといいです。
炒める場合は苦み自体はどちらもそんなに気にはならなくなるので、こちらは風味や甘みが若干濃厚だったイボが小さなゴーヤの方がおすすめです。
ただどちらもそこまで大きな味や苦味の差があるわけではないので、好みのイボの大きさのゴーヤが売っていなくてもそこまで気にせずに購入しても大丈夫だとは思います。