HOME > 食材の加熱調理の疑問 > カリフラワーは茹でるのと蒸すのとレンジでどれがが正解?検証してみたら驚きの結果に!
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カリフラワーといえば下茹でして料理に使うことも多いですが、茹でる以外にも蒸したりレンジで加熱したりする方法もあります。ただこの場合どの方法が一番いいのでしょうか。
気になったので実際にカリフラワーを茹でたり蒸したりレンジで加熱したりしてみて、どれが一番味や食感がいいのかを検証してみることにします。
まずはカリフラワーを茹でてみることにします。まずカリフラワーを洗います。次にカリフラワーの蕾を中心の太い茎から切り離し、蕾を食べやすい大きさに切り分けます。
つぎに鍋に水を入れ水1リットルに対して小さじ2の塩を加えます。火にかけ沸騰したらカリフラワーを加えて2分ほど茹で、ざるに上げます。
こちらは茹でたカリフラワーです。全体的に火も通り、しっとりとした見た目に仕上がっています。
食べてみましたがカリフラワーの味や風味もしっかりあって美味しかったです。ただ少し水っぽさもあって味が薄い感じもします。食感はしっかり柔らかくなっています。
次はカリフラワーを蒸してみます。まずは蒸し器に水を入れて火にかけます。沸騰して湯気が出てきたら切り分けたカリフラワーの蕾を入れます。
あとはふたをして中火で4分ほど蒸します。
こちらは蒸したカリフラワーです。みたところこちらもしっとりとした見た目に仕上がっています。
食べてみたところ味の方は茹でたものよりもやや味や風味が濃厚でした。食感はこちらもしっかりと柔らかくなっていました。
最期はカリフラワーをレンジで加熱します。切り分けたつぼみを耐熱容器に入れ、熱湯を大さじ2加えます。熱湯を加えるのは水よりも早く蒸気になるので、その分長く蒸すことができるからです。
あとはラップをふんわりとかけ、レンジでカリフラワー100gに対して600Wで2分、500Wなら2分30秒加熱します。
加熱したらそのままラップを外さずに5分ほどおいて蒸らします。
こちらはレンジで加熱したカリフラワーです。こちらも見た目はしっとりとした仕上がりに見えます。
食べてみたところ味や風味が濃厚で、一口目ですぐに味の違いが判りました。蒸したものも少し濃いめに感じましたがこちらはより味が濃厚です。
食感に関しても熱湯を加えたのと、さらに蒸した後5分蒸らしたことで、蕾の部分もしっかり柔らかくなっています。
3つを食べ比べてみましたが、食感に関してはどれもしっかり柔らかくなっていてよかったです。味についてはレンジで蒸し焼きにしたものが断然よかったです。
茹でたカリフラワーはどうしても水につけて調理するので、栄養成分が流出しやすいのか味や風味はほかに比べると薄めで、少し水っぽさもありました。蒸したものはそれよりはましでしたが、レンジには劣る感じです。
星で表すならレンジが星5なら蒸したものは星4.3、茹でたものが星4といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、合わせて参考にしてみてください。
今回はカリフラワーは茹でるのと蒸すのとレンジで加熱するならどれが一番いいのかを検証しました。結果はレンジで加熱したものが一番味や風味が濃厚でおいしかったです。カリフラワーを調理するなら断然レンジでの調理をお勧めします。