アスパラガスにもオスとメスがあるって知ってました?オスとメスで見た目も違うし、味や食感も違ってくるそうです。
そこで今回はアスパラガスのオスとメスの見分け方と、実際に茹でて食べてみて、味や食感がどのように違うのかを検証してみることにします。
アスパラガスのオスとメスの見分け方は意外に簡単で、このように穂先の部分を見るといいです。穂先がしまっているのがメス(雌株)となります。
メスは全体的に太めなのも特徴です。
実際に太さを計ってみましたがこちらは9.6cmでした。
メスは芽が出る数が少ないため、味やうま味が凝縮され、その分味も濃くなるそうです。また身も柔らかめなそうです。
一方こちらはオス(雄株)のアスパラガスです。このように穂先が全体的に開き気味で、メスのようにしっかりと閉じてはいません。
並べるとこんな感じです。こう見ると見た目が全然違うのがわかるかと思います。
雄株は雌株に比べ太さも比較的細いそうです。
実際に計ってみましたがこちらは6.0cmでした。
オスは芽の出る数も多く、味やうま味がメスほど濃くはないそうです。食感もメスほど柔らかくはなくてシャキシャキ感が強いそうです。
このようにオスとメスのアスパラガスの特徴をそれぞれ見ていきましたが、味や食感の違いについては実際に食べてみないことには本当かどうかはわかりません。そこで実際に茹でて食べてみることにします。
まずはアスパラガスの固い根本の部分を1cm程カットします。
さらに皮が固めな根元に近い部分を5cm程ピーラーで皮をむきます。
つぎにアスパラガスがすっぽり入るように大きめのフライパンに水を入れ、水1リットルに対して塩小さじ2ほど加えて火にかけます。沸騰したらアスパラガスを入れて2分ほど茹でます。
茹でたらさっと水に浸けて冷ましてからざるにあげます。
それではそれぞれ食べてみることにします。まずはメスのアスパラガスです。食べてみたところアスパラガスの味や風味が濃厚で美味しかったです。食感も柔らかくてよかったです。
こちらはオスのアスパラガスです。食べてみたところこちらも味や風味はしっかりありましたが、メスに比べると少し薄い感じがします。食感は適度なシャキシャキ感で問題なく食べれますが、メスの方が柔らかい感じがします。
2つを食べ比べてみましたが、言われている通り確かにメスの方が味や風味がやや濃くて、食感も柔らかくておいしかったです。ただオスもそれには若干劣りますが充分おいしかったです。
星で表すならメスが星5ならオスは星4.5といった感じです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回はアスパラガスのオスとメスの見分け方と、味や食感の違いについて検証してみました。味や食感については確かにメスの方が若干おいしかったです。なのでどちらか選ぶならメスの方をおすすめします。
ただそこまで大きな差はなくて、オスの方も十分おいしかったので、オスとメスが混ざっていたり、オスしか売ってなかった場合はそちらを購入するのも全然ありだと思います。