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アスパラガスに白カビが!まだ食べれる?間違った保存法でこんなことに!


白カビの生えたアスパラガス

はじめに

アスパラガスも保存の仕方が悪いと白カビができることがあります。今回は白カビを発生させてしまったアスパラガスの保存の失敗談と、正しいアスパラガスの保存方法を紹介します。

アスパラガスの保存失敗談

霧吹きで湿らせた新聞紙で包んで保存

アスパラガスは乾燥しやすいので適度な湿度が大切ですが、湿度は高すぎてもだめです。今回はアスパラガスを保存する際、まずは新聞紙で包み、さらに乾燥しないように霧吹きで新聞紙を軽くしめらせました。

これがよくなかったわけですが、それをポリ袋に入れ軽く口をしめ、17度の常温で保存することにしました。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温で保存

まずは初日の状態です。アスパラガスもハリがあり、みずみずしい状態です。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存1日目

重さは21.7gです。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存1日目の重さは21.7g

この日の気温は17度で、湿度は60%です。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存1日目の温度と湿度

保存して3日目

こちらは3日後の状態です。見た目的には特に大きな変化は見られません。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存3日目

並べるとこんな感じです。左は初日の常温で保存するアスパラガスで、右は3日目の常温で保存したアスパラガスです。特に変化がないのがわかるかと思います。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存1日目と3日目

ただ包んでいた新聞紙の下の部分がだいぶ湿っていて、そこに接していたアスパラガスの断面がこのようにぬるっとしてスカスカになっていました。

アスパラガスの断面が溶けてスカスカに

これを1cmほどカットするとこのようにきれいな断面でした。

溶けた断面をカットしたアスパラガス

並べるとこんな感じです。左は初日の常温で保存するアスパラガスの断面で、真ん中は3日目のスカスカになったもの、さらに右はそこから1cmほどカットしたものです。濡れるとこのようにかなりスカスカになるのがわかるかと思います。

初日のアスパラガスの断面と3日目の溶けた断面と、そこから1cmカットした断面

また新聞紙が濡れてしまわないよう、今度は乾いた新聞紙で包んで保存することにしました。

ちなみに重さは20.2gで、初日の21.7gからは7.0%減少しています。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存3日目の重さは20.2g

先をカットすると重さは19.1gになりました。

断面を1cmカットしたアスパラガスの重さは19.1g

この日の気温は18度で、湿度は65%でした。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存3日目の温度と湿度

保存して1週間目

こちらは1週間目の状態です。一見すると変化がないようですが、蕾の部分に白いものがかかっています。調べたところ白カビでした。匂いも少し異臭がしています。

常温で保存して白カビの生えたアスパラガス

並べてみるとこんな感じです。左が初日のアスパラガスで真ん中が3日目のアスパラガス、右は1週間目のアスパラガスです。1週間目では白カビがしっかりできているのがわかるかと思います。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存1日目と3日目と1週間目

アスパラガスの場合は常温で保存すると乾燥した新聞紙で包んでも、アスパラガスから出る水分によって湿度が上がり、その湿気により白カビが発生してしまうようです。

ちなみに重さは17.4gで、3日目の19.1gからは9%減少しています。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存1週間目の重さは17.4g

この日の気温は21度で、湿度は68%でした。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて常温保存3日目の温度と湿度

白カビが生えたアスパラガスは食べられるの?

白カビが生えていたのはアスパラガスの蕾の部分でしたが、カビが内部や周囲にどの程度まで浸透しているのかは、なかなか目で見てわかりません。また異臭もしていたので今回は捨てることにしました。

正しいアスパラガスの保存法は?

冷蔵庫の野菜室で保存

常温で保存する方法では白カビが生えてしまったので、次は同じように湿らせた新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存することにします。

まずは初日の状態です。

アスパラガスを新聞紙で包んでポリ袋に入れて野菜室保存1日目

重さは28.1gです。

アスパラガスを新聞紙で包んでポリ袋に入れて野菜室で保存1日目の重さは28.1g

保存して5日目

保存して5日目になると、見た目には特に大きな変化は見られません。ただ少し触ると柔らかくなってきています。

アスパラガスを新聞紙で包んでポリ袋に入れて野菜室で保存5日目

並べるとこんな感じです。左は初日の野菜室で保存するアスパラガスで、右は5日目のものです。特に変化がないのがわかるかと思います。

アスパラガスを新聞紙で包んでポリ袋に入れて野菜室で保存1日目と5日目

また包んでいた新聞紙の底の部分が濡れていて、そこに接していたアスパラガスの切り口がこのようにだいぶ滑っとして、少しすかすかになってきています。

野菜室で保存した断面が溶けてきたアスパラガス

こちらも1cmほどカットするとこのようにきれいな断面でした。さすがにまたこうならないよう、このあとは乾いた新聞紙で包んで保存しました。

断面が溶けたアスパラガスをカットしたもの

並べるとこんな感じです。左は初日の野菜室で保存するアスパラガスの断面で、真ん中は5日目のスカスカになったもの、さらに右はそこから1cmほどカットしたものです。やはり濡れた場合は保存温度に関わらず、このようにかなりスカスカになるようです。

初日のアスパラガスの断面と5日目の溶けた断面と、そこから1cmカットした断面

重さはカットする前は26.9gで、初日の28.1gからは4.3%減少しています。

アスパラガスを新聞紙で包んでポリ袋に入れて常温保存5日目の重さは26.9g

カットすると25.6gでした。

さらに断面を1cmカットしたアスパラガスの重さは25.6g

保存して1週間目

保存して1週間目になると、見た目には特に大きな変化は見られません。ただ触るとまた少し柔らかくなってきています。白カビなどは生えていません。

アスパラガスを新聞紙で包んでポリ袋に入れて野菜室で保存1週間目

並べるとこんな感じです。左は常温で保存するアスパラガス1日目で、真ん中は5日目のもの、右は1週間目のものです。並べてもそんなに差は見られません。

アスパラガスを新聞紙で包んで湿らせ、ポリ袋に入れて野菜室で保存1日目と5日目と1週間目

断面は乾燥していますが、ぬめってスカスカにはなっていません。

新聞紙で包んでポリ袋に入れて野菜室で保存したアスパラガスの断面1週間目

並べるとこんな感じです。左上は常温で保存するアスパラガスの断面1日目で、右上は5日目のもの、左下はそれを1cmカットしたもので、右下は1週間目のものです。5日目からは少し凸凹していますが、スカスカにはなっていません。

初日のアスパラガスの断面と3日目の溶けた断面と、そこから1cmカットした断面、さらに1週間目の断面

重さは24.4gで、茎の先をカットした5日目の25.6gからは4.7%減少しています。

アスパラガスを新聞紙で包んでポリ袋に入れて常温保存1週間目の重さは24.4g

何もせずに野菜室で保存したものと比較

こちらは新聞紙やポリ袋に入れず、そのままの状態で冷蔵庫の野菜室で保存して、1週間たったアスパラガスです。

アスパラガスをそのまま野菜室で保存1週間目

最初の状態と並べるとこんな感じです。左は初日のアスパラガスで、右は1週間目のアスパラガスです。最初の状態と比べるとかなり乾燥して、しなびているのがわかるかと思います。

アスパラガスをそのまま野菜室で保存1日目と1週間目

重さは16.9gで、初日の21.4gからは21.1%減少しています。

アスパラガスをそのまま野菜室で保存1週間目の重さは16.9g

最後に常温で保存してカビが生えてしまったもの、新聞紙とポリ袋に入れて野菜室で保存したもの、そのまま野菜室で保存したものの1週間での変化を並べて比較してみます。

カビの生えたアスパラガスと、奇麗なアスパラガスと、しなびたアスパラガス

並べてみると新聞紙とポリ袋に入れて野菜室で保存したものは、1週間たってもほとんど変化はありません。一方そのまま保存したものはかなり乾燥してしまっています。なので保存するならこちらの新聞紙で包んでポリ袋に入れて保存する方法をおすすめします。

ちなみに今回の失敗談についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。

またアスパラガスの保存方法についてはアスパラガスの保存方法が本当に効果があるのかを検証してみたら驚きの結果に!でも詳しく解説しています。

まとめ

今回はアスパラガスの保存法に失敗して白カビができてしまった失敗談について取り上げました。アスパラガスは乾燥しやすく、湿度対策も大事ですが、新聞紙を湿らせる方法では、かえって新聞紙の底が濡れてその部分に接するアスパラガスが傷んでしまうのでよくありません。

包むなら乾燥した新聞紙がいいです。この状態で保存しても、アスパラガスから出る水分で湿度が高くなり、常温だと白カビが発生してしまいます。

野菜室なら気温も高くなく、多少水分が抜け柔らかくはなりますが、1週間たってもそこまで見た目に大きな変化は見られません。なので保存するならこちらの方法をおすすめします。

公開日 2021/11/20

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この記事を書いた人

kain

kain

生活知恵袋管理人のkainです。2002年より当サイトを運営。野菜を中心に食品に関する見分け方や保存方法などを、実際の検証とともに解説した記事を多数執筆。光熱費や水道代の節約、衣服や住まい、掃除に関する豆知識も紹介。

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