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服や髪についたガム

冷やすと固まり粘着性が落ちる
公園のベンチや芝生に座った瞬間、噛みたてのガムがズボンにくっついて取れなくなったなんて経験ありませんか? しかしながら、こびりついて取れないガムも、冷やしてやるときれいに剥がせます。ガムの主成分である、植物性樹脂のチクルは、高温ではやわらかくなり、粘着性がまします。反対に低温になると粘着性も落ち、かたくなります。そこで、薬局などで売っている、打撲や捻挫用のコールドスプレーを吹きかけてやると、きれいに取れます。コールドスプレーがない時は、氷をビニール袋に入れてガムのついた部分に5分ほどのせてやれば十分です。後は手でつまんでとります。ガムがついた面が比較的たいらであればヘラでこそげ落としてもいいでしょう。畳みやカーペットの奥に残ったガムは、歯ブラシでやさしくかきだし、粘着テープなどで取るといいです。


油で溶かして取る
しかしながらズボンの繊維にまでこびりついたガムや、髪の毛についたガムは、冷やしただけではなかなか取れません。そんなときはガムのもうひとつの特徴を利用してやりましょう。ガムはチョコレートと一緒に食べると消えてなくなってしまいます。ガムには油に溶け込むという性質があるのでチョコレートの油分に溶け込んでしまったのです。チョコレートの原料はカカオ豆ですが、カカオ豆にはカカオバターという油脂が含まれています。髪の毛などにこびりついたガムもバターなどの油分の多いものをつけてやればとけてなくなってしまいます。そのあとバターを洗い流せばきれいに落ちます。

ただしこの方法は髪などであればガムが溶けたバターやチョコレートを洗い流せばきれいになりますが、衣服やカーペットなどにガムがついた場合は、チョコレートやバターが新たな汚れとなってしまいます。そんなときはベンジンを使うといいです。ベンジンは原油から精製される揮発性の高い油のことです。揮発とは常温で液体から気体となって発散することです。ベンジンは衣服の油汚れや染み抜きなどでもよく使われるもので、ホームセンターやドラッグストアなどで購入することが出来ます。やり方はガムがついた面を下にしてその下に乾いた布かタオルをしき、ちょうどガムがついた面の裏生地が上になるので、ベンジンをしみ込ませた布かタオル、ティッシュなどで上からたたいて、上下の布にベンジンに溶けたガムを移していきます。

畳みやカーペットなどで裏返して作業するのがなかなか難しい場合は、ベンジンを含ませた布やティッシュで軽くたたき、少しずつうつし取って行くといいでしょう。


エタノールを使う
ガムはエタノールなどの有機溶剤にも溶けるのでエタノールを使ってもいいでしょう。エタノールも染み抜きなどでよく使われるもので、揮発性が高くまた強い殺菌力も有ります。こちらもホームセンターやドラッグストアなどで購入することが出来ます。80%に希釈された消毒用エタノールなどを選ぶといいでしょう。


除光液を使う
マニキュアなどの除光液もガムを取るのに使えます。これは除光液に含まれる有機溶媒であるアセトンがガムを溶かすからです。ただし除光液はアセテート繊維の衣類も溶かしてしまうので注意が必要です。アセテート繊維とは木材パルプ(セルロース)を原料に作られる繊維です。除光液でなくても油やベンジン、エタノールでも落ちるのでそちらを使ったほうが無難でしょう。


そもそもガムの原料って何?
ガムの主成分はチクルと解説しましたがもう少し詳しく見ていきます。ガムは樹脂を主原料とするガムベースに味や香りをつけ、噛むことでその味や香りを楽しむための嗜好品です。もともとは中央アメリカの先住民がサポジラやエゾマツなどの樹液を煮詰めたもの(チクル)を噛んでいたのを起源としています。ガムベースでよく使われるのはアカテツ科の樹木であるサポジラの樹液を煮詰めて作る樹脂であるチクルで、松の樹液から作るエステルガムや合成樹脂である酢酸ビニル樹脂なども使われます。







最終更新日 2015/08/25
公開日 2004/03/02
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