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トイレの水使用量と水道代は1回、1年、1人当たりだといくら?



トイレで使う水は何リットル?

トイレには古いものから新しいものまでさまざまなタイプがありますが、新しくなるにつれ使用する水の量も少なくなってきています。そこで今回はトイレ1回の水使用量はどのように変化していったのかを見ていき、それぞれのタイプのトイレで1日の水使用量、1年の水使用量を見ていきます。

さらにトイレ1日、1年でどのくらいの水道代になるのかも合わせてみていきます。






トイレの水使用量を計算する前に



検証するトイレについて

今回は国内の2大トイレメーカーである「TOTO」と「INAX」の最新の商品について見て行きます。
TOTO INAX



水道料金について

水道料金は1リットル当り0.13円で計算しています。
各自治体ごとに水道料金は違いますのであくまで参考程度に御覧ください。



1日の使用量について

1日のトイレの使用回数については個人差が大きいと思いますが、TOTOとINAXのサイトでは一人当り1日大1回、小3回として、年間の使用量などを計算しているのでここでもその使用回数を採用することにします。



節水率について

TOTOもINAXも一回の使用量は従来品で13リットルと設定しており、そこからどれだけ節水できるかをパーセンテージで表し、例えば6リットルなら60%の節水と表示しています。



最新商品の傾向

TOTO、INAX両社とも今現在販売している最新の製品一覧のほとんどが節水タイプで大6リットル、小5リットルの物が大半のようです。中には8リットル、10リットルの商品もあるようですが全体からするとほんの一部です。したがって今回は6リットルの場合と、10リットルの場合、それから従来品である13リットルの場合で1回の水道代と、年間の水道代を見て行く事にします。

追記
当記事を書いたのが2007年7月でしたが、2015年5月現在ではさらに節水性能の優れた製品も登場しています。最新のものでは大は4リットル台、小は3リットル台の製品まで出てきています。そこでさらに大4リットル、小3リットルの場合と大5リットル、小4リットルの場合の水道代と年間水道代もあわせてみていくことにします。

ちなみに各社の節水型トイレの特徴については後述で詳しく解説します。




トイレの容量別に水道代を検証



4Lタイプ


トイレ1回で水4リットル使用

1回の水道代(大)
(4 × 0.13 = 0.52円)
0.52
1回の水道代(小)
(3 × 0.13 = 0.39円)
0.39
1日の水使用量
(4 + 3 × 3 = 13L)
13
年間の水使用量
(13 × 365 = 4745L)
4,745
1日の水道代
(0.52 + 0.39 × 3 = 1.69円)
1.69
年間水道代
(1.69 × 365 = 616円)
616
4Lのものだと1人当たりで600円ほどしかかからないというから驚きです。水の使用量も13リットルに抑えられています。節水技術の発展により従来の商品よりも使用水量は3分の1近くにまで抑えられています。



5Lタイプ


トイレ1回で水5リットル使用

1回の水道代(大)
(5 × 0.13 = 0.65円)
0.65
1回の水道代(小)
(4 × 0.13 = 0.52円)
0.52
1日の水使用量
(5 + 4 × 3 = 17L)
17
年間の水使用量
(17 × 365 = 6205L)
6,205
1日の水道代
(0.65 + 0.52 × 3 = 2.21円)
2.21
年間水道代
(2,21 × 365 = 807円)
807
こちらも4リットルのトイレほどではありませんが、それでも1人当たりで水使用量が17リットル、水道代が800円とかなり抑えられています。



6Lタイプ


トイレ1回で水6リットル使用

1回の水道代(大)
(6 × 0.13 = 0.78円)
0.78
1回の水道代(小)
(5 × 0.13 = 0.65円)
0.65
1日の水使用量
(6 + 5 × 3 = 21L)
21
年間の水使用量
(21 × 365 = 7665L)
7,665
1日の水道代
(0.78 + 0.65 × 3 = 2.73円)
2.73
年間水道代
(2,73 × 365 = 996円)
996
年間でも1000円もかからないので思ったほどの金額ではありませんでしたが、それでも1人分ですので家族の人数が多くなると当然水道代もかさんできます。



10Lタイプ


トイレ1回で水10リットル使用

1回の水道代(大)
(10 × 0.13 = 1.3円)
1.3
1回の水道代(小)
(7 × 0.13 = 0.91円)
0.91
1日の水使用量
(10 + 7 × 3 = 31L)
31
年間の水使用量
(31 × 365 = 11315L)
11,315
1日の水道代
(1.3 + 0.91 × 3 = 4.03円)
4.03
年間水道代
(4.03 × 365 = 1471円)
1,471
やはり6リットルと比較すると当然のことながら年間の水道代でもかなりの開きが出てきます。しかも家族が多ければその差はなおさらでしょう。お風呂と並んで家庭で使用する水の大きな割合を占めるトイレですので節水の効果も比較的大きいようです。



13Lタイプ


トイレ1回で水13リットル使用

1回の水道代(大)
(13 × 0.13 = 1.69円)
1.69
1回の水道代(小)
(8 × 0.13 = 1.04円)
1.04
1日の水使用量
(13 + 8 × 3 = 37L)
37
年間の水使用量
(37 × 365 = 13505L)
13,505
1日の水道代
(1.69 + 1.04 × 3 = 4.81円)
4.81
年間水道代
(4.81 × 365 = 1756円)
1,756
節水タイプと比べると約倍の水道代がかかるようです。金額にして約1000円。家族4人なら年間で4000円も違ってきます。



世帯数ごとのトイレの1日、1年の水使用量



世帯数ごとのトイレの一日の水使用量

それでは次に世帯人数が1人、2人、3人、4人と増えるごとに、1日、1年での水使用量はどのように変化するかを、トイレの容量ごとに見ていくことにします。まずは1日の水使用量です。

トイレの容量1人2人3人4人
大4L、小3L13L26L39L52L
大5L、小4L17L34L51L68L
大6L、小5L21L42L63L84L
大10L、小7L31L62L93L124L
大13L、小8L37L72L109L146L

世帯人数が増えるごとに当然、水の使用量も増加します。4人世帯の家族では古いタイプのトイレでは1日に146リットルの水を使いますが、これを節水タイプにすると52リットルですみます。



世帯数ごとのトイレの1年の水使用量

次に世帯人数ごとに1年での水使用量はどのように変化するかを、トイレの容量ごとに見ていくことにします。

トイレの容量1人2人3人4人
大4L、小3L4745L9490L14235L18980L
大5L、小4L6205L12410L18615L24820L
大6L、小5L7665L15330L22995L30660L
大10L、小7L11315L22630L33945L45260L
大13L、小8L13505L27010L40515L54020L

トイレの1年の水使用量となるとトン単位になってきます。こちらも4人世帯の家族では古いタイプのトイレでは1年で約54トンの水を使いますが、これを節水タイプにすると18トンですみます。



世帯数ごとのトイレの1日、1年の水道代



世帯数ごとのトイレの一日の水道代

次に世帯人数ごとにトイレの水道代がどのように変化するのかを、トイレの容量ごとに見ていくことにします。まずは1日の水道代ですです。

トイレの容量1人2人3人4人
大4L、小3L1.69円3.38円5.07円6.76円
大5L、小4L2.21円4.42円6.63円8.84円
大6L、小5L2.73円5.46円8.19円10.92円
大10L、小7L4.03円8.06円12.09円16.12円
大13L、小8L4.81円9.62円14.43円19.24円

トイレの水道代も世帯人数が増えるごとに金額は増えていきます。4人世帯なら古いタイプのトイレでは1日に約19円ですが、新しいタイプのトイレなら約7円ですみます。



世帯数ごとのトイレの1年の水道代

次に世帯人数ごとに1年での水道代はどのように変化するかを、トイレの容量ごとに見ていくことにします。

トイレの容量1人2人3人4人
大4L、小3L616円1232円1848円2464円
大5L、小4L807円1614円2421円3228円
大6L、小5L996円1992円2988円3984円
大10L、小7L1471円2942円4413円5884円
大13L、小8L1756円3512円5268円7024円

1年の場合4人世帯で古いタイプのトイレでは約7千円かかりますが、新しいタイプのトイレなら約2500円ですみます。



各社の節水型トイレの特徴



2つの鍵となる節水技術

最後にトイレの国内シェア上位のTOTOとLIXIL、パナソニックの3社の節水型トイレの特徴を紹介します。各社に共通しているのは2つのカギとなる節水技術です。1つは「トルネード水流」です。従来の商品だと上から下にただ流れるだけでしたが、渦を起こしてその水流により洗浄力を高める技術が取り入れられているのが各社に共通した節水トイレの特徴の1つです。

もう1つは「便器表面の対策」です。TOTOとLIXILは陶器製で便器表面の凸凹をなくし滑らかに加工することで汚れをつきにくくしています。パナソニックは便器の素材自体を陶器から有機ガラス系新素材にすることで、その素材のはっ水性の高さを利用して汚れをつきにくくしています。両技術ともに共通しているのは、少ない水でもしっかりと汚れが落ちるように、汚れを付着しづらくしているということです。

それでは3社の節水型トイレの特徴を見ていきましょう。

ネオレスト(TOTO)
材質陶器製
流水量床排水 大3.8L 小3.3L
壁排水 大4.8L 小3.6L
特徴トルネード洗浄
渦を巻くようなトルネード水流で、少ない水でもしっかり洗浄。

セフィオンテクト
陶器表面の凸凹をナノレベルで滑らかにすることで、汚れが付きにくい

きれい除菌水
使用前にミスト(水道水)を噴射して汚れが付きにくくする。使用後と8時間使用していない時に除菌水「次亜塩素酸水」ミストを噴射して、汚れを分解、殺菌。

アラウーノV(パナソニック)
材質有機ガラス系新素材
流水量大4.6L 小3.0L
特徴3Dツイスター水流
計算された便器の形状により、水流が渦巻きのように流れて少ない水でも便器全体をしっかりと洗い流す。

有機ガラス系新素材
はっ水性の素材で、水滴ごとはじき、水アカが表面に固着しにくいため、汚れがつきにくい。有機ガラスとはプラスチックでできた透明なガラスです。陶器だと親水性なので水あかがつきやすく、水あかが付くとそこにさらに汚れが付きやすくなります。有機ガラスは水をはじくはっ水性なので水あかがつきにくく、きれいが長持ちします。

激落ちバブル
毎回使用後に泡と中性洗剤入りの泡で洗浄するので汚れがたまりにくい。アラウーノにはアラウーノ、アラウーノS、アラウーノVと3種類あり、激落ちバブル機能はアラウーノとアラウーノSにしか付いていません。その代わり一回の水使用量が大5.7L、小4.5Lとなっています。節水に優れているのは激落ちバブル機能が付いていないアラウーノVになります。

サティスG、アメージュZ(LIXIL)
材質陶器製
流水量大4.0L 小3.3L
特徴すみずみウォッシュ
強力な水流がぐるりとしっかり回り、汚れを落とします。

プロガード+ハイパーキラミック
プロガードは水道水のシリカの固着を防ぐコーティング剤、ハイパーキラミックはナノレベルの表面平滑で汚れがつきにくい。







最終更新日 2020/03/20
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