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炊飯器の炊飯、保温時の電気代、電力消費量



2016年1月6日調べ


炊飯器の一回当たりの電気代、年間の電力消費量、待機電力が どれくらいかかるか、各サイズごとに検証して行きます。今回は2005年に続いて二回目の検証です。2005年度のデータと合わせてみていきます。






各数値について
電気代の計算は1kWh27.9で計算しました。
(東京電力・従量電灯B契約・120kWhをこえ300kWhまで)
25.91 × 1.08 = 27.98

年間電力消費量は2日に一度ご飯を炊くとして計算しました。
365 ÷ 2 = 183

年間保温電力消費量は2日に1度は付けっぱなしと仮定して計算しました。
24 × 183 = 4392時間



IH炊飯器とマイコン炊飯器の違い
マイコン炊飯器は釜の下にヒーターがあり、そこから熱が釜に伝わります。対してIH炊飯器は釜自体がヒーターの役割を持ち、熱が伝わりやすく、 また高温で調理できるのが特徴です。

今回はIH炊飯器とマイコン炊飯器のそれぞれについて見ていきます。



容量について
容量は一人暮らしなら1〜3合、3〜4人の家族なら5合の物が適量です。そこで今回は3合と5.5合の商品の平均電気代を計算して見たいと思います。



保温電力について
炊飯器と言えば保温機能が切っても切り離せないもので、 みなさんも残ったご飯が冷めないよう保温機能を活用している方も 少なくないと思います。

しかしながら保温機能とは結構電気代を食うものです。 そこで保温に掛かる電気代も見ていきたいと思います。



1回の炊き込み時間について
炊き込み時間は炊飯ジャーのサイズやお米の種類、炊き加減の調節などで変化しますが、ここでは便宜上40分として計算しています。



1回当りの炊飯時消費電力量

前回の調査では1時間あたりの消費電力量を便宜上はじき出した40分という数値で割って1回当りの炊飯時消費電力量を求めていました。しかしながら現在はメーカーが各商品の1回当りの炊飯時消費電力量を掲載しています。その数値を見ると1回あたりの消費電力量は前回の調査よりもかなり小さくなっています。おそらく前回の数値は炊飯時の最大時での消費電力を掲載していたもので、正確に1回あたりの消費電力量を測っていればかなり小さな数字になっていたのではないかと思われます。

前回と比較しやすいように1時間あたりの消費電力量も記載しますが、今回からはメーカーが記載する1回当りの炊飯時消費電力量も記載して検証していきます




参考
ビックカメラ
ヨドバシカメラ
各電機メーカーなど







IH炊飯器(3合)

通常使用

・2005年度調査
動作時平均電力使用量(一時間あたり)629W
電気代換算(一回あたり)11.7円
(0.629 × 27.9 × 2/3 = 11.7円)
年間電気代2141円
(11.7 × 183 = 2141円)

・2016年度調査
動作時平均電力使用量(一時間あたり)709W
1回当りの炊飯時消費電力量125W
1回当りの炊飯時電気代3.5円
(0.125 × 27.9 = 3.5円)
年間電気代640円
(3.5 × 183 = 640円)


保温電力

・2005年度調査
保温時平均電力使用量(一時間当たり)24W
電気代換算(一時間当たり)0.52円
(0.024 × 21.7 = 0.52円)
年間電気代2284円
(0.52 × 4392 = 2284円)

・2016年度調査
保温時平均電力使用量(一時間当たり)14.8W
電気代換算(一時間当たり)0.41円
(0.0148 × 27.9 = 0.41円)
年間電気代1800円
(0.41 × 4392 = 1800円)

炊飯1回あたりの電気代は前回が消費電力量(おそらく最大時)から炊飯に係る時間を40分と見積もり計算した概算値でした。今回はメーカーが発表している1回あたりの消費電力量を参考にしています。メーカーの出す数値は前回予想した消費電力量よりもかなり小さなものでした。そのため1回あたりの電気代も3分の1以下になっています。前回の1回あたりの電気代は今回は比較する上ではあまり参考にはならないと考えます。比較するなら同じ1時間あたりの消費電力量で比較して見るといいでしょう。

前回と比較すると今回の方が消費電力量は増えています。すでに前回の時点で省エネの工夫はかなり限界のところまで来ていたのかもしれません。そこに新たに機能を加えることで消費電力量が増えたのかもしれません。

次に保温電力について見てみましょう。保温電力では前回よりも消費電力量は下がっています。保温に関しては節電の技術が進んでいるようです。年間の電気代を見てもわかるとおり、実は保温の方が電気代はかかっているのです。この部分で節電を強めることは全体の電気代を抑えることにもつながります。

前回の記事
保温電力料はかなり掛かるとは思っていました、実際に計算して見て、金額を目の前にして見ると改めて驚きの金額です。
約17時間保温にしたままにしておくと、なんと一回の炊飯と同じだけ電気代を消費します。
いつでも温かいご飯を食べられるという反面、電気代が掛かると言うことを頭においておく必要があるのかもしれませんね。

参照メーカー
象印、タイガー、東芝、三菱電気、パナソニック





IH炊飯器(5.5合)

通常使用

・2005年度調査
動作時平均電力使用量(一時間あたり)1211W
電気代換算(一回あたり)22.5円
(1.211 × 27.9 × 2/3 = 22.5円)
年間電気代4117円
(22.5 × 183 = 4117円)

・2016年度調査
動作時平均電力使用量(一時間あたり)1255W
1回当りの炊飯時消費電力量154W
1回当りの炊飯時電気代4.3円
(0.154 × 27.9 = 4.3円)
年間電気代770円
(4.3 × 183 = 770円)


保温電力

・2005年度調査
保温時平均電力使用量(一時間当たり)27W
電気代換算(一時間当たり)0.75円
(0.027 × 27.9 = 0.75円)
年間電気代3294円
(0.75 × 4392 = 3294円)

・2016年度調査
保温時平均電力使用量(一時間当たり)15.9W
電気代換算(一時間当たり)0.44円
(0.0159 × 27.9 = 0.44円)
年間電気代1932円
(0.44 × 4392 = 1932円)

3合の炊飯器のところでも述べましたがメーカー発表している1回当りの炊飯時消費電力量というのが、こちらが想定した炊飯時の最大消費電力量を1回の炊飯時間40分で割って計算したものよりもかなり小さな金額だったので、1回あたりの電力消費量ではなく、一時間あたりの電力消費量で前回と比較してみます。1時間当たりではそれほど前回と消費電力量に差はありません。

5.5合のものでも2005年時と比べて大きな差が出たのが保温電力の部分です。前回からかなり消費電力量が下がっています。炊飯と保温の年間の電気代を比べてみてもわかるとおり、電気代は保温の方がかかります。この部分での節電というのは全体の電気代にも大きく影響します。メーカーは各社とも保温電力の節電に力を入れているようです。

前回の記事
サイズが違えばやはり1回の炊飯にかかる電気代にも差がでるようです。
対して保温電力はそれほど大きな差はありません。
この場合、保温31時間で1回の炊飯の電気代と同額になります。

参照メーカー
象印、タイガー、三菱電気、日立、パナソニック




マイコン炊飯器(3合)

通常使用

・2005年度調査
動作時平均電力使用量(一時間あたり)360W
電気代換算(一回あたり)6.7円
(0.360 × 27.9 × 2/3 = 6.7円)
年間電気代1226円
(6.7 × 183 = 1226円)

・2016年度調査
動作時平均電力使用量(一時間あたり)406W
1回当りの炊飯時消費電力量102.7W
1回当りの炊飯時電気代2.9円
(0.1027 × 27.9 = 2.9円)
年間電気代531円
(2.9 × 183 = 531円)


保温電力

・2005年度調査
保温時平均電力使用量(一時間当たり)15.9W
電気代換算(一時間当たり)0.44円
(0.0159 × 27.9 = 0.44円)
年間電気代1932円
(0.44 × 4392 = 1932円)

・2016年度調査
保温時平均電力使用量(一時間当たり)11.6W
電気代換算(一時間当たり)0.32円
(0.0116 × 27.9 = 0.32円)
年間電気代1405円
(0.32 × 4392 = 1405円)

炊飯にかかる電気代は一時間あたりの消費電力量で見ると前回の調査よりも若干あがっています。炊飯での節電技術というのは前回の時点でかなり進んでいて、あまり改善の余地はないのかもしれません。一方保温に関してはIH炊飯器と同様、今回の調査ではかなり省エネが進んでいます。炊飯器の全体の電気代に対して保温電力の割合はかなり高いため、この部分で節電技術がすすむことで、全体の電気代も抑えることが出来ます。

マイコンの炊飯器に関しては同じサイズのIH炊飯器と比較しても電気代、保温電力ともに2割から3割ほど安くなっています。マイコンは釜の下にヒーターがあり、釜全体がヒーターのIHほど全体にむらなく火も通せませんし、高温での調理もIHには劣りますが、電気代で見ればお得なことがわかります。

前回の記事
1回の炊飯に掛かる電気代はIHの半分ほどとマイコンの方が経済的です。 また販売価格もマイコン炊飯器の方がずっと安くなってます。 保温電力は10時間で1回の炊飯時電気代に相当します。

参照メーカー
象印、タイガー、CCP(シーシーピー)、東芝、ハイアール、シャープ




マイコン炊飯器(5.5合)

通常使用

・2005年度調査
動作時平均電力使用量(一時間あたり)651W
電気代換算(一回あたり)12.1円
(0.651 × 27.9 × 2/3 = 12.1円)
年間電気代2214円
(12.1 × 183 = 2214円)

・2016年度調査
動作時平均電力使用量(一時間あたり)627W
1回当りの炊飯時消費電力量155.6W
1回当りの炊飯時電気代4.3円
(0.1556 × 27.9 = 4.3円)
年間電気代786円
(4.3 × 183 = 786円)


保温電力

・2005年度調査
保温時平均電力使用量(一時間当たり)31W
電気代換算(一時間当たり)0.86円
(0.031 × 27.9 = 0.86円)
年間電気代3777円
(0.86 × 4392 = 3777円)

・2016年度調査
保温時平均電力使用量(一時間当たり)17.7W
電気代換算(一時間当たり)0.49円
(0.0177 × 27.9 = 0.49円)
年間電気代2152円
(0.49 × 4392 = 2152円)

前回の調査と比較すると一時間あたりの電力消費量はほとんど差がありません。一方やはりこのサイズでも保温電力に関しては大きく消費電力量が減少しています。保温にかける電力というのは全体のうちのかなりを締めているのでこの部分が節電されると全体として消費電力量も抑えられます。

それから同サイズのIH炊飯器との比較ですが、このサイズだと炊飯1回分の消費電力量も、保温電力もそれほど差がありません。電気代で見た場合このサイズではIHもマイコンも大きな違いはないようです。

前回の記事
やはりマイコンの方が1回の炊飯に掛かる電気代の安さが目立ちます。
保温電力は13時間で1回の炊飯時電気代に相当します。

参照メーカー
ハイアール、タイガー、東芝








最終更新日 2016/01/06
公開日 2005/05/03
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