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 | コンロのガス代節約1
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強火よりも中火のほうがお得
ガスコンロの火加減は強火のほうが早く料理ができるので、それだけお得だと思っている方もいるかと思いますが、そうとは限りません。ここで問題なのは、ガスコンロの炎をいかに無駄なく利用できるかです。炎が鍋外の枠からはみ出てしまうと、その分のエネルギーが無駄になってしまいます。なべ底の大きさにあった火加減になるよう調節すれば、効率的にガスを利用することができます。一般的な鍋なら中火程度が鍋枠からはみ出さない調度いい火加減なので、ガス代も安くなります。
なべ底は平たく大きなものを
上でも述べたとおりなべ底から火がはみ出さないようにする点がポイントでしたが、なべ底自体が大きければそれだけ火力も強くすることができ、経済的になります。また平たいものほど熱伝導がいいそうです。
そもそもなぜ本来コンロの火力は強いほど、ガス代は安くなるのでしょう。火力が弱いと暖めると同時に鍋やコンロの熱の放射も起きるので、再度暖めるのにエネルギーを消費することになります。ですから弱火で長くよりも、強火で短いほうがガス代は安くなるのです。ですが、強火にしすぎると返って鍋からはみ出た炎の方が無駄になってしまうので、中火が最適と書きましたが、それがないなら強火のほうがいいのです。なべ底が広ければそれだけ強火にできガス代も安くなるというわけです。
鍋やフライパンの水滴をふき取る
洗ったばかりの鍋やフライパンを、すぐに料理に使うときには、よく拭いてから利用しましょう。些細なことですが、その分熱効率がよくなり、ガス代の節約になります。
ガスコンロは続けて使う
ガスコンロの炎は鍋だけでなく、バーナー自体やコンロ周りを暖める際のエネルギーとしても消費されています。はじめからその部分が暖かくなっていれば、熱エネルギーが鍋を暖める部分に最大限に利用されます。そこで最初の調理は仕方がないとして、続けて調理すれば、鍋周りも熱いままで、熱エネルギーを十分に鍋を暖めるのに利用でき、その分ガス代も安くなります。したがって複数調理をする際は間を空けずに同じコンロで続けて料理をするようにしましょう。
こまめにコンロを掃除する
コンロのバーナーが目詰まりしてると、コンロの火力が弱くなります。またほこりや汚れで、熱効率が悪くなり、エネルギーのロスが大きくなります。
コンロ周りの汚れも不衛生なだけでなく、熱効率の面から見てもマイナスです。汚れは調理後でまだコンロ周りが熱い段階のほうが落ちやすいので、キッチンタオルなどでさっとふき取れば、労力も少なくてすみます。
落しぶたをする
落しぶたをすれば、上からの放熱がふせげ、その分熱効率が高くなり、ガス代の節約につながります。さらに味のしみこみもよくなるので一石二鳥です。落し蓋には木のふたやアルミホイルなどを利用します。
余熱で調理
ゆで料理や煮込み料理に余熱を利用してガス代を浮かせようという節約技です。時間のかかるそれら料理にて、少し早めに火を止めて、ふたをして、余熱で調理を完成してしまおうというもので、余熱でも最後の仕上げなら十分に火が通ります。ふただけでなく、そこからさらに新聞紙、アルミホイルでつつみ、タオルで巻き上げることで、余熱が長く持続します。弱火で長時間煮込むような料理なら、同様の効果を余熱だけでできてしまうので、大変経済的です。
魚は両面焼きグリルで
魚料理には両面焼きグリルが最適です。一度に全面から火が通るので、焼きあがる時間も早く、何度も裏返す手間が省け、仕上がりもきれいになります。時間も手間も、コストも安くつくのでおすすめです。
電子レンジを利用する
少量の野菜の下ごしらえなら、鍋に水をいれ沸騰させるよりも、電子レンジを利用したほうがお得だそうです。電子レンジならジャガイモなどの料理で煮崩れの心配もないといったメリットもあります。
炊飯器を利用する
炊飯器でご飯だけでなく、卵や野菜もいっしょに調理してしまおうという方法です。炊飯器の熱でそれら食材もいっしょに煮てしまおうというもので、やり方は簡単です。まずよく食材を洗い、アルミホイルで包んで、そのままお米の上におくだけです。あとは通常通りスイッチを入れて、炊き上がるのを待てばご飯と同時にゆで卵やよく茹で上がった野菜が出来上がるというわけです。
この記事を書いた人

生活知恵袋
生活知恵袋の管理人で管理人の名前も生活知恵袋といいます。料理雑学研究家です。2002年より当サイトを運営。野菜を中心に食品に関する見分け方や保存方法などを、実際の検証とともに解説した記事を多数執筆。光熱費や水道代の節約、衣服や住まい、掃除に関する豆知識も紹介。
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