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シールの上手な剥がし方


シールの特徴
シールは基材と粘着剤が層になった構造をしています。この下にある粘着剤がシールを対象となる素材にくっつける働きをします。粘着剤には粘弾性があって、下の図のようにはがすときに伸びながらはがれていきます。通常シールはゆっくりとはがせばこの粘着剤が対象のほうに残ることなく、基材のほうにまとまってきれいに取れます。勢いよくはがすと粘着剤が途中で裂け、対象側にも粘着剤が残ってしまいます。シールはゆっくりとはがすことがあとが残らないポイントの一つです。




ドライヤーで温める
グラスや家具などについているシール、子供がいたずらでタンスなどに貼ったシールって、きれいにはがそうとしても、跡が残ったりしてなかなかきれいに剥がせませんよね。残った跡を爪で引っかいてはがしたりすると、ひっかき傷が残ったりして、考え物です。そんなときはドライヤーで、シールを温めてからやるといいです。シールの粘着性は温度の上昇とともに低下していくのできれいにはがれます。ただし、一部の家具などでは熱によって変色してしまう恐れもあるので、まずは目立たない部分でためしてからにしてください。


お酢を使う
ドライヤーで温めてもなかなか取れない場合には、お酢が効果的です。脱脂綿や布、ティッシュなどに酢を染み込ませておいて、それをシールの上にピッタリとくっつけておきます。数分おいて置けばきれいにはがせます。酢に含まれる酸が粘着部を溶かしてはがれやすくしてくれるからです。


台所洗剤を使う
それでもはがれない頑固なシールには、台所洗剤を使いましょう。台所洗剤をシールの上に塗り、その上からラップをぴたりと貼り付けて数分程おいておくときれいにはがせます。これは台所洗剤に含まれる界面活性剤の働きによります。界面活性剤がシールと粘着面に隙間を作るので剥がれやすくなるというわけです。ムースなどにも界面活性剤が含まれているので代用で使えます。塗装加工されたものだと変色をきたす場合があるで注意してください。


粘着剤が残ってしまったら
シールも貼ったばかりでそれほど時間もたっておらず、劣化もしていないものならガムテープなどを丸めて、貼ったり離したりを繰り返して、ガムテープに残りのシールを移して取るというやり方もあります。それでも取れない場合は、溶剤を使って粘着剤を溶かして移しとっていきます。溶剤を使う前にはなるべく残った基材の部分も取り除きたいところです。そこで絵画で絵具を塗ったり、調理ではクリームを塗ったりするのに使うパレットナイフで基材の部分は削り取っておきます。

溶剤は対象の塗装も溶けてしまわない様、シールはがし剤(とってもクリーナーなど)か灯油を使うといいでしょう。それでも心配な場合は、目立たない部分に塗ってみて確認してから作業をするといいです。除光液も使えますが、塗装などが取れてしまわないか確認してから使いましょう。

溶けた粘着剤は、同じ溶剤をしみ込ませたウェス(汚れふき取りようの布きれ)でふき取ります。粘着剤は溶剤で溶かしても柔らかいゼラチン状になるだけで、なかなかウェスにはうつりません。ウェスでふくときは中央に粘着剤を寄せ集めるようにふいていき、最後にからめとるように拭き取るといいでしょう。拭くさいは粘着剤を塗り伸ばさないように、畳んで拭く面を変えて拭くようにしましょう。

溶剤が乾いたあとに残るべたつきには液体カーワックスを使うといいでしょう。べたつきも取れ光沢もでます。液体カーワックスの成分は研磨剤、ロウ、灯油、界面活性剤で、これらが粘着剤を細分し、ウェスでふき取りやすい混濁液へと変えます。もしシールの残ったあとが粘着剤だけなら、パレットナイフや溶剤で溶かす作業は省き、液体カーワックスでふき取るだけでもきれいに取れます。




強い粘着シールをはがすときは
対象となる素材が木材やプラスチックシートなどの場合、粘着力の強いシールをはがすと、表面の木材がめくれたり、プラスチックが曲がったりすることがあります。こうした場合は粘着面をヘラなどで抑えながらゆっくりとそり返すようにはがしていくといいでしょう。

粘着力が強くシール表面の薄皮だけすぐにはがれてしまいそうなシールの場合には、まずシールにナイフで浅く縦に何本か線をいれます。こうすると縦に細長い数本のシールに別れた形になります。その線の上から溶剤を塗ってしみ込ませ、粘着剤が柔らかくなってきてから1本ずつはがしていくときれいにはがせます。




ガムテープの残りあと
貼って古くなったガムテープも後処理に手間がかかるものです。テープの粘着剤は劣化すると流動化してべとべとになり、さらに劣化すると固く固形化して、最終的にはもろい粉状になります。貼ったガムテープも古いものは、はがすと表面の布だけはがれ、あとには固く固形化した粘着層だけが残ってしまいます。こうなると溶剤ではなかなかやわらかくはなりません。

固形化した粘着層は紙やすり(サンドペーパー)でこすりとるしかありません。あて木を240番の紙やすりで包み、表面の粘着層を素材表面に当たらないように気をつけながらこすり落としていきます。粘着層が薄くなってきたら目の細かい400番にしてこすっていきます。素材が透けて見え始めたらコンパウンド(研磨剤)をウェスに塗って磨いて最後の残りを取り除いて終了です。


壁のフックをはがす
粘着シール付きのフックを壁などに付けて使っている方も多いかと思いますが、粘着力が非常に強いので不用になった場合は取り外すのが大変です。無理にマイナスドライバーやバールなどではがすとフックが割れたり、壁の一部も一緒にはがれてしまうこともあります。

こうしたフックは粘着剤と基材の層の間に荷重を分散するための発泡剤のクッションの層があります。フックを取り外すさいは丈夫なタコ糸やナイロン糸を使い、糸のこのように左右に引いてこのクッションの層を切り離すといいです。残ったクッションの層と粘着剤は、上記の「粘着剤が残ってしまったら」と同様の方法で取り除きます。





※ 参考文献
住まい汚れスッキリ解消術
決定版暮らしの裏ワザ知得メモ888
おばあちゃんの知恵袋決定版生活のコツ700


最終更新日 2016/03/04
公開日 2004/04/23
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