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電気代の計算方法


電気代の計算方法
電気代の計算方法がよく分かっていないと、電気の使用量を意識しなくなりがちでついつい無駄に電気を使用してしまいます。電気代の計算がしっかり頭に入っていると電気の使用量を意識するようになり、無駄に電気を消費しないよう意識が変わってきます。そこでまず最初に電気代の計算方法から説明していきます。


電気料金の計算式
電気料金の計算式は

基本料金 + 電力使用量料金 + (燃料費調整額) = 電気代

電力使用量料金は文字通り電気の使用量に応じて課金される料金です。燃料費調整額とは発電燃料の価格に応じて課金されるものです。金額が小さいので計算しやすいよう、以下の計算式では省略します。


基本料金
基本料金は電力会社ごとにアンペア制と、最低料金制の2つの仕組みがあります。アンペア制とは契約アンペア数に応じて基本料金が設定されているもので北海道、東北、東京、北陸、中部、九州の6社の電力会社が採用しています。最低料金制とはアンペア数に関係なく設定される料金で一定の電力使用量までは基本料金、それを超えた量には従量料金が加算されるという仕組みです。関西、中国、四国、沖縄の4社の電力会社で採用されています。

それでは東京電力を例にアンペア制について詳しく解説していきます。

契約アンペアとは一度に使用できる最大の電力量のことです。契約アンペアごとに料金が設定されているのですが、ブレーカーの色も契約アンペアごとに異なります。(契約アンペアと色の組み合わせは電力会社によって違うので注意してください。)

(東京電力 2015/12/18付)
契約アンペア ブレーカーの色 料金
10A 280.80円
15A 421.20円
20A 561.60円
30A 842.40円
40A 1123.20円
50A 1404.00円
60A 1684.80円


基本料金の見直し
一度に使用する電力量の最大を計算して、今の契約量だとかなり余裕がある場合は、契約アンペア数を下げて基本料金を節約することができます。計算に際しては電化製品はアンペア表示ではなくて1W(1ワット)表示のものが大半です。100W=1A、1kW(1000W)=10Aで計算しなおしてみてください。

W以外にVAで表示されている場合も有ります。V(ボルト)は電圧のことで電気を押し出す力を意味し、A(アンペア)は電気の流れる量を意味します。Wは電圧Vに電流Aを掛けて求めます。W=V×Aという関係がなりたちます。電流に電圧を掛けると消費電力量であるWが求められます。

上記で100W=1Aと記載していますが、日本の一般家庭では通常電圧は100Vに設定されています。この100Vを省略しているわけです。省略しないで表示すると100W=1A×100Vとなります。下記に電化製品の平均的な消費アンペアをあげておきます。

エアコン(冷房)
エアコン(暖房)
6.0A
7.0A
こたつ(弱)
こたつ(強)
1A
5A
テレビ(42型) 2.1A パソコン 2.5A
ハロゲンヒーター 12A 電気カーペット(3畳用) 8A
冷蔵庫(450リットル) 2.5A アイロン 14A
掃除機(弱)
掃除機(強)
2A
10A
ドライヤー(切り替え)
ドライヤー(通常)
5A
10A
洗濯機(洗濯時)
洗濯機(乾燥時)
13A 照明(蛍光灯)
照明(白熱灯)
0.6A
1A
電子レンジ 15A 食器洗い乾燥機(100V) 13A
炊飯器(5.5合炊飯時) 13A IHクッキングヒーター(100V) 14A
電気ポット(保温時)
電気ポット(沸騰時)
0.5A
10A


消費アンペアの目安

上記の家電製品の消費アンペアのうち常時、もしくは長時間使うものを夏と冬でみていきます。

夏場
エアコン(冷房) 6.0A
テレビ(42型) 2.1A
パソコン 2.5A
冷蔵庫(450リットル) 2.5A
照明(蛍光灯)×4 2.4A
電気ポット(保温時) 0.5A
合計 16A

照明は部屋数によっても異なりますが、ここでは4つで計算しました。これ以外の家電を常時使うことも十分考えられるのであくまで参考程度にご覧ください。次は冬の場合についてみていきます。


冬場
エアコン(暖房) 7.0A
こたつ(弱)
こたつ(強)
1A
5A
ハロゲンヒーター 12A
電気カーペット(3畳用) 8A
テレビ(42型) 2.1A
パソコン 2.5A
冷蔵庫(450リットル) 2.5A
照明(蛍光灯)×4 2.4A
電気ポット(保温時) 0.5A
合計 17A

暖房器具はどれを選ぶか、どのような組み合わせにするかで消費アンペアも変わってきます。ここではエアコンを使った場合の合計額を掲載しています。これがこたつだけなら弱なら11Aに、強なら15Aになります。ハロゲンヒーターだと22Aとかなり高くなります。

ここにさらに一時的に使うものとしてアイロン(14A)や電子レンジ(15A)、炊飯器(13A)やドライヤー(10A)などが加わります。常時使うものとの兼ね合いで契約アンペアを超えすぎないように注意が必要です。どうしても超えてしまう場合は電子レンジを使う際はテレビやPCは切っておく、暖房を一時的に切るなどの工夫で乗り切るのもいいでしょう。どう工夫してもオーバーしてしまう場合は契約アンペアの見直しが必要です。



電力使用量料金
電力使用量に応じて課金される料金で、使用量が増えるごとに単価も高くなります。1kwh単位で計算されます。1kwhとは1kw(電力)h(時間)のことで電力使用量1時間分をさします。40kwhなら40時間分の電力量ということになります。電力契約にはいくつかあって従量電灯Aとか従量電灯Bなどと呼ばれています。なぜ電灯という名前なのかというと、一般の家庭用電力は電灯、工場用などの大規模なものは電力と分けて呼んでいるからだそうです。

(東京電力・従量電灯B契約 2015/12/18付)


単位 料金
第1段階料金 最初の120kWhまで 1kWh \19.43
第2段階料金 120kWhをこえ300kWhまで 1kWh \25.91
第3段階料金 上記超過 1kWh \29.93

340kWh利用した場合、

第1段料金 120kWh × \19.43 = \2331(2331.6)
第2段料金 180kWh × \25.91 = \4664(4663.8)
第3段料金 40kWh × \29.93 = \1197 (1197.2)

※端数は第1小数点で四捨五入します。

合計 \2331 + \4664 + \1197 = \8192

ここで30Aの基本契約をしていたとして請求される電気代の合計は

基本料金 842円
電力使用量料金 8192円
合計 9034円

となります。


(関西電力・従量電灯A契約 2015/12/18付)


単位 料金

最低料金(最初の15kWhまで) 1契約 \373.73
第1段階料金 15kWh超過120kWhまで 1kWh \22.83
第2段階料金 120kWh超過300kWhまで 1kWh \29.26
第3段階料金 300kWh超過分 1kWh \33.32

340kWh利用した場合、

第1段料金 105kWh × \22.83 = \2397(2397.1)
第2段料金 180kWh × \29.26 = \5267(5266.8)
第3段料金 40kWh × \33.32 = \1333 (1332.8)

合計 \2397 + \5267 + \1333 = \8997


基本料金 373円
電力使用量料金 8997円
合計 9370円

となります。同じ電力使用量でも東京電力と関西電力では約300円ほどの差がでました。ただしこれは契約アンペア数が30Aの場合で、東京電力の契約アンペア数を30Aから40Aにすると9315円となりほぼ差はなくなります。上の電化製品の平均消費アンペア一覧をみて特に消費アンペアの高い電子レンジや炊飯器、ドライヤーやクーラーなどの同時使用を避けることで契約アンペア数は低く抑えることも出来ます。東京や中部、九州など契約アンペア制を採用しているところは、こうした工夫により電気料金を抑える余地がありますが、従量制中心の関西電力などではこのような工夫で電気代を抑えることは出来ません。


関西電力でも契約アンペア制が選べる
関西電力でも商店や事務所、飲食店、家庭でたくさんの電灯や家電製品を使うような場合には契約アンペア制である従量電灯Bを選ぶことも出来ます。従量電灯Bを選択する場合は契約アンペア数が60A以上からとなります。10A単位で計算され10Aで388.80円、60Aだと2332.8円になります。

(関西電力・従量電灯B契約 2015/12/18付)


単位 料金

基本料金 1kVA(10A) \388.80
第1段階料金 最初の120kWhまで 1kWh \20.47
第2段階料金 120kWh超過300kWhまで 1kWh \24.75
第3段階料金 300kWh超過分 1kWh \28.33

契約アンペア制は基本料金はかかりますが、電力使用量に応じた従量部分の単価は従量電灯A契約と比べて安く設定されています。大量に電気を使う場合は従量電灯Bにしたほうが電気代が安くすむ場合があります。関西電力の試算ではひと月の平均ご使用量が800kWhを超える場合には、電気料金が安くなることがあるようです。


口座振替割引
電気料金の支払いを口座引き落としにすることで毎月54円の割引が受けられます。 支払いもらくで年間648円もお得ですのでおすすめです。


再生可能エネルギー発電促進賦課金
平成25年4月分から電気料金に加算されるようになりました。これは再生可能エネルギーの買取に要すると見込まれる費用を消費者に負担してもらうという仕組みです。東京電力・従量電灯B契約(120kWhをこえ300kWhまで)で通常料金1kWhあたり25.91円に1.58円(平成27年5月分の場合)付加されるといったような形で適用されます。







最終更新日 2015/12/19
公開日 2003/11/24
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