![]() | ウインナーが生で食べれるって本当なの?焼いたのと食べ比べてみたら意外な事実が! | |
ウインナーといえば焼いたりボイルしてから食べるものだと思われている方もいるかもしれませんが、実は生でも食べられるそうです。ただ生で食べてもおいしいのでしょうか。
気になったので実際にウインナーを生と焼いたもの、ボイルしたもので食べ比べてみて、味や食感がどう変わるのかを検証してみることにします。
そもそも本当に生で食べれるのかですが、市販のウインナーの袋を確認してみるとそのことがわかります。
こちらは日本ハムの「シャウエッセン」ですが、袋の裏面にこのように「加熱済みです。そのままでも召し上がれます」と記載されています。
ウインナーは正式名はウインナーソーセージでソーセージの一種です。日本のソーセージは食品衛生法や食品表示法で食肉製品と呼ばれていて、製造の工程で完全に加熱することが決められています。
袋にもこのように「加熱食肉製品」と記載されています。このようにすでに加熱済みなので生でも食べられるわけです。
ちなみに生ウインナーは食肉製品ではなく食肉加工品に分類され、こちらは製造の工程で加熱調理されていないので生では食べられません。
それでは実際に生で食べたらどんな味なのかを確かめてみることにします。今回はシャウエッセンのほか、伊藤ハムの「アルトバイエルン」でも試してみます。
まずは日本ハムのシャウエッセンからです。
実際に生で食べてみましたが、生でも普通においしく頂けました。サラミに近いような感じです。生っぽくておいしくないんじゃないかなと思っていましたが、全然食べれる味でした。これならおつまみ感覚で食べれなくもないです。
ちなみに加熱調理した場合はどうかも確かめてみます。こちらの商品はボイルが一番おすすめの調理法のようです。なのでボイルして食べてみます。
まずは鍋に水を入れて火にかけます。沸騰したらシャウエッセンを加えて弱火にして3分茹でます。
こちらは茹でたシャウエッセンです。食べてみましたが味も濃厚で特に肉汁がしっかりにじみ出ていておいしかったです。生だと固形だった脂が加熱によって溶けだしているようです。
断面を比較するとこんな感じです。ボイルした方がしっかり肉汁がにじみ出ているのがわかるかと思います。
生と食べ比べてみた感想ですが、正直ボイルした方が全然おいしかったです。生でも食べれますがこれは生で食べるのはもったいないです。やはりちゃんと加熱して食べたほうがおいしいです。
星で表すならボイルした方が星5なら生は星3ぐらいです。
一応伊藤ハムのアルトバイエルンでも試してみます。
こちらは生のアルトバイエルンです。食べてみたところこちらも味についてはシャウエッセンとあまり変わらない感じです。味自体はいぶした香りがシャウエッセンは強めかなと思いました。
こちらは袋の裏面を見ると焼くのがおすすめのようです。なので焼いてみることにします。
フライパンを熱したら油をひかないでアルトバイエルンを入れ、弱めの中火で転がしながらじっくり6分焼きます。
こちらが焼いたものです。食べてみましたが香ばしさもあり味も濃厚で、肉汁もジューシーでおいしかったです。やはりこちらも焼いた方が生よりも全然おいしかったです。
断面を比較するとこんな感じです。こちらも焼いたもののほうが肉汁がしっかりにじみ出ています。
それぞれの味の違いを星で表すなら焼いた方が星5なら生は星3です。
ちなみにボイルした方と焼いた方の違いですが、ボイルした方がお湯でゆでた分脂が少し抜けたのか、少しさっぱりした味わいでした。焼いた方はより脂がしっかりのっている感じです。
それぞれ食べた感じは少し違いますがどちらもおいしかったです。どちらがいいかはこれは好みかなと思います。
ちなみに今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回はウインナーが本当に生で食べられるのかどうかを検証しました。結果は生でも全然おいしく頂けました。一度過熱しているので生っぽさは全然ありませんでした。
ただ焼いたりボイルしたもののほうが味は濃厚で肉汁もたっぷりでおいしかったです。なので生でも食べれるとはいえ、やはり食べるなら加熱調理してからがおすすめです。
公開日 2025/03/02
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