![]() | 冷凍した食パンはそのまま焼いちゃダメ、たったひと工夫でふっくらふわふわになります! | |
食パンも常温だそれほど長くは保存しておけませんが、冷凍保存なら長期保存も可能です。ただ冷凍した食パンもそのまま焼くのはもったいないです。ひと工夫加えることでよりおいしく頂くことができます。
今回は食パンの冷凍の仕方を解説し、そのまま焼くのとひと手間くわえて焼くのでどのくらい食感が変わってくるのかを実際に検証してみることにします。
まずは食パンを冷凍保存します。今回はこちらのヤマザキの6枚スライスロイヤルブレッドという商品で試します。
食パンは一枚ずつアルミホイルで包みます。アルミホイルは熱伝導率が高いのでアルミホイルで包んだ方がより早く冷凍できます。
食パンに限りませんが、食品はより短時間で急速冷凍した方が味や食感、鮮度の落ちを抑えることができます。
包み方はまずは広げたアルミホイルに食パンを乗せます。
次に横から折りたたみます。
さらに反対側からも折りたたみます。
あとは上下からも折りたたんだら出来上がりです。
これを冷凍用保存袋に入れて2週間ほど冷凍保存します。
それでは実際に冷凍した食パンを焼いてみることにします。まずはこちらが冷凍した食パンです。触った感じはカチカチではありませんが、乾燥してやや固めになっている感じです。
今回はこちらをアルミホイルで包んだままトースターで焼いていきます。
ちなみにいったん常温において解凍してから焼く方法もありますが、この方法だと解凍までに時間がかかりその間に水分も抜けてスカスカでぱさぱさした食感になりやすいのであまりおすすめはしません。
それでは実際に焼いていきますが、ここでしっとりふわふわにする方法を紹介します。それは冷凍した食パンに霧吹きで水を吹きかけるというものです。
このように霧吹きで冷凍した食パン全体を軽く湿らせます。さらに裏面も同様に湿らせます。
これでアルミホイルで包み直してトースターで焼きます。違いが分かりやすいように霧吹きしないでそのまま焼く場合はどうなるかも試してみます。
焼く場合はまずは先にトースターを3分ほど加熱して温めておきます。
ここにアルミホイルで包んだ冷凍食パンを入れて4分加熱します。4分加熱しましたが少し火の通りが足りなかったのでさらに1分加熱しました。
こちらがトースターで焼いた冷凍した食パンです。左が霧吹きをしたもので、右は霧吹きをしなかったものです。そんなに差はありませんが左の霧吹きをした方が少ししっとりしている感じもします。
食べ比べてみましたが、パンの耳あたりはそんなに違いは感じませんでした。ただ白い部分は霧吹きをした方がしっとりとして柔らかい感じはしました。
霧吹きをしてない方もそれなりに柔らかかったのですが、比べるとややぱさっとした感じがありました。味に関してはそこまでさは感じませんでした。
食感の違いを星で表すなら霧吹きした方が星5ならしてない方は星4.4といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
ちなみにアルミホイルから出してトースターで焼くとどうなるかも確かめてみることにします。冷凍した食パンをアルミホイルから出して霧吹きで同じように湿らせます。
こちらをそのまま余熱で温めたトースターで焼きます。焼き時間はこちらは4分です。
こちらは焼きあがったものです。食べてみたところこちらは外はこんがりでパリッと感があり、中はしっとり柔らかく仕上がっていました。こちらもおいしかったです。
冷凍した食パンはアルミホイルに入れたまま焼くとしっとり柔らかに、出して焼くと外こんがり、中しっとり柔らかに焼き上げることができます。
どちらもおいしかったので好みに応じて好きな焼き方で焼くといいです。それぞれの味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
ちなみに今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は冷凍した食パンをおいしく焼く方法とその効果を実際に検証してみました。結果は霧吹きで湿らせてトースターで焼いた方がぱさぱさ感が減ってしっとり柔らかく焼き上げることができました。
なので食パンをおいしく焼きたいなら焼く前に霧吹きで湿らせておくのをお勧めします。
公開日 2025/03/30
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