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燃油サーチャージの変更で後から追加請求されることはあるのか?



はじめに

燃料価格が高騰してくると航空券の購入代金に燃油サーチャージが別途請求されますが、購入時に支払ったのに、後になって燃油サーチャージの追加請求が来たという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回はいったいどのような場合に燃油サーチャージの追加請求がくるのかについて詳しく解説していきます。







燃油サーチャージとは?

燃料価格に応じてかかる賦課運賃


そもそも燃油サーチャージとはどのようなもの何かについてまずは解説します。燃油サーチャージとは燃料となる灯油や重油、軽油の価格に応じて、航空運賃とは別建てで徴収される料金のことです。燃料の価格が上がればサーチャージの金額も上がり、価格が下がれば燃油サーチャージの金額も減り、下げに応じて最終的にはゼロ円になります。

航空券代の内訳


燃油サーチャージの金額はいつ決まるのか?


燃油サーチャージの金額は2か月前に申請します。例えば10〜11月の価格を決める場合は8月に申請します。申請の直近の2か月間の航空燃油価格(シンガポールケロシン)の平均をもとに価格を設定します。例えば8月申請なら、参考価格は6〜7月のものになります。

燃油サーチャージの申請と適用期間



燃油サーチャージが適用されるタイミング

燃油サーチャージは燃料価格に応じて一定期間で更新されるものなので、燃油サーチャージが適用される時期によってその金額が変わることもよくあります。航空券はまずは予約をして、代金を支払い、その後航空会社が発券処理をします。燃油サーチャージが適用されるタイミングは発券処理の段階になります。

例えば5月9日に予約して5月12日に代金を支払い、5月13日に航空券が発券されるとします。搭乗予定日は6月3日だとします。燃油サーチャージは4月〜5月分が3500円で、6月〜7月分が7000円とします。

この場合燃油サーチャージは航空券が発券されたのが5月13日なので4〜5月分の3500円となります。搭乗予定日が6月だとしても適用される燃油サーチャージは4月〜5月分となります。燃油サーチャージについては航空券の燃油サーチャージとは何か?購入のタイミングで安くなる場合もでも詳しく解説しています。

燃油サーチャージの適用のタイミング



燃油サーチャージが追加請求されるケース

燃油サーチャージが後日別途徴収の場合


ここまでは燃油サーチャージの仕組みや適用されるタイミングについて説明してきましたが、それでは燃油サーチャージが追加請求される場合があるというのはどのような場合なのかを詳しく解説していきます。


ツアー商品などに多い


よくあるのは航空券とホテル、旅行プランなどがセットになったツアー商品などです。こうした商品では購入時に燃油サーチャージは旅行代金に含まず、後になって別途徴収するか、もしくは燃油サーチャージも込みで最初に徴収して、燃油サーチャージの金額が変更されれば、差額を追加徴収する仕組みを採用しているケースが多いです。


キャンセル料発生のリスクを抑える


なぜ後になって徴収したり、差額を追加徴収するのかというと、購入時にはまだ航空券を発券していなくて、燃油サーチャージの金額が確定していないケースが多いからです。ツアーなどで格安航空券を利用する場合、発券は催行日の1週間前ほどに行うことが多いです。これは発券前であればキャンセル料なども抑えることができるからです。

ツアーなどでは最低催行人数が設けられていて、この人数に満たない場合はツアー自体を実施しないという商品もあります。この場合、はやめに航空券を発行してしまうと、催行できなかった場合に無駄にキャンセル料がかかってしまいます。このためツアー催行が確定以降、もしくはなるべく遅くまで発券は遅らせるわけです。



航空券比較予約サイトで追加請求されるケース

複数の航空会社の航空券を比較予約できるサイトの場合も燃油サーチャージが追加請求されるケースもあります。航空券比較予約サイトでは、サイトから予約・購入を行うと、代金の支払いを確認後に航空会社に航空券の購入を手配します。

例えば9月30日に予約・購入を行い、実際に航空会社に手配される日にちが翌日の10月1日だったとします。この場合8〜9月分の燃油サーチャージより10〜11月分の燃油サーチャージが値上がりすると、実際に採用されるのは10〜11月分の燃油サーチャージとなるので、差額分が追加請求されます。



追加請求で驚かないようにするには

後日別途徴収の場合


ツアーなどで燃油サーチャージが後日徴収となる場合は、燃油サーチャージが後になって想定以上の金額になって驚かなくて済むよう、事前にいつ頃になるのか、その時の燃油サーチャージはいくらになるのかを確認しておくといいでしょう。


燃油サーチャージ込みで事前徴収の場合


燃油サーチャージ込みで先に徴収される場合は、燃油サーチャージはその時点で確定で後になって追加請求されることは無いのかをしっかりと確認しておくといいです。


追加請求を避けるには


燃油サーチャージが次回の更新で値上がりすることがわかっていて、現時点での燃油サーチャージで確定させたい場合は、ツアーなら後日徴収の商品のものは避けるといいです。また事前徴収でも燃油サーチャージは確定しておらず、追加請求の可能性があるものも避けるのが無難です。


この記事を書いた人

生活知恵袋

生活知恵袋

生活知恵袋・ネットで旅行・宿泊予約管理人の生活知恵袋と申します。2002年より当サイトを運営。生活の知恵に関する情報や、食品の保存、見分け方の紹介のほか、旅行や宿泊予約に関する記事を多数執筆。便利な宿泊予約サイトの使い方なども解説しています。

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公開日 2018/11/09

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