2月の初旬、よく行く産地直売所でつぼみ菜という変わった名前の野菜を見かけたので、試しに買ってみました。
今回はこのつぼみ菜がどんな味がするのかを実際に食べて見て確かめてみたいと思います。さらにつぼみ菜を使った絶品レシピも紹介します。
今回購入したつぼみ菜はこちらです。このように1パックに4つのつぼみ菜が入っていました。価格は税込みで180円でした。
4つしか入ってないのは少ないと思われる方もいるかもしれませんが、こちらはつぼみ菜を手に取った画像です。1個でそこそこの大きさがあります。
重さは56.5gでした。
4つ入りで238gだったので、それなりに量はあります。
そもそもつぼみ菜って何なのでしょうか。気になったので少し調べてみました。つぼみ菜はアブラナ科アブラナ属の野菜で、からし菜などの野菜の仲間だそうです。
一般的なからし菜は葉の部分を食用にするのに対し、つぼみ菜は大きな株から出てくるわき芽(蕾)の部分を食用にします。名前の由来もここから来ています。
福岡県で品種開発され、平成19年から市場に出てきた、まだ新しい野菜の一つだそうです。
他にはなかなか見かけないようなかなり変わった見た目ですが、中はどうなっているのでしょうか。気になったのでカットしてみました。
こちらがカットしたつぼみ菜の断面です。葉のような部分は上部の一部だけで、その大半はつぼみと呼ばれる果肉が詰まった部分になっているようです。
それでは実際につぼみ菜がどんな味なのか食べて見ることにします。まずはつぼみ菜を食べやすいように5mm幅ほどに薄くカットしました。食べて見たところ味はかぶにかなり似ていて若干辛みがありました。
というのもかぶも実はつぼみ菜と同じアブラナ科アブラナ属の野菜です。なるほど同じ種類に属しているので、味も似ているんだなと納得しました。食感もコリコリとしていておいしかったです。
つぼみ菜はこの見た目ですが、味はかぶという変わった野菜なのだというのがわかりました。
次はつぼみ菜を調理して食べることにしました。今回はつぼみ菜とベーコンのガーリック炒めを作ってみることにします。まずは使う材料です。
まずはつぼみ菜を5mmほどの厚さに薄切りにします。薄切りベーコンは2cm幅にカットします。にんにくはみじん切りにします。
次にフライパンにオリーブオイルをひき、弱火でにんにくを炒めます。
香りが出てきたら薄切りベーコンを炒めます。
薄切りベーコンに火が通ってきたらつぼみ菜を加え、中火にして炒めます。
つぼみ菜にも火が通ったらしょうゆをかけ、塩とこしょうで味を調えて出来上がりです。
食べて見たところ、にんにくの香りが食欲をそそり、味もかなりおいしかったです。
ちなみに今回のレポートについては以下の動画でも取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は近所の産直で購入した、つぼみ菜を実際に食べて見ました。味はかぶとよく似た味でした。
なかなか見かける機会は少ないかもしれませんが、店頭で見かけた際は、ぜひ一度その味を味わってみてはいかがでしょうか。