10月の中頃、よく行く産地直売所で人参菜という変わった名前の野菜を見かけたので、試しに買ってみました。にんじんと違う別の品種の野菜なのかと思いましたが、どうやら、にんじんのオレンジの根の部分がしっかり育つ前のものだそうです。
根が完全に育ってしまうと葉も固くなるそうですが、この状態ならまだ葉も柔らかいそうです。
今回はこの人参菜の鮮度のいいもの、おいしいものの見分け方・選び方を詳しく解説していきます。
今回購入した人参菜は近所の産地直売所で購入したものです。こちらが売っていたもので、この量で何と税込み120円とかなりお得でした。
大きさはこんな感じで、根の部分がかなり細く小さいのがわかるかと思います。一方葉の部分はしっかりとした長さがあり食べ応えがありそうです。
若いにんじんを間引いた人参菜の旬は7月から10月ごろです。近年は葉を食用とするために水耕栽培されたものも出回っています。こちらは通年出回ります。
人参菜は葉の緑が葉の緑が濃いものがいいです。鮮度が落ちると徐々に黄色っぽく枯れてきてしまいます。
人参菜は葉にハリツヤがあってみずみずしいものがいいです。鮮度が落ちてくるとしなっとしてハリもなくなってきます。
人参菜は通常のにんじんがまだ若いものを収穫したものです。オレンジ根がそこまで成長していなくて若いものの方が、葉も柔らかくておいしいです。ちょうどこのくらいの大きさのものがいいでしょう。
根が成長しすぎると、だんだんと葉も固くなり、おいしくなくなります。
葉だけでなく茎もハリつやがあって、ピンとしているものがいいです。
鮮度のいい人参菜は全体的にハリがあり、このように茎の部分をもつと葉先のほうまでピンとしています。鮮度が落ちるとしなっと下まで垂れ下がってきます。
以下では人参菜の見分け方・選び方を動画で解説しているので、併せて参考にしてみてください。
最後に人参菜を見分ける際に、チェックするポイントをまとめてみます。まずは人参菜の葉の緑が濃いもの、葉にハリつやがあってみずみずしいものがいいです。
茎にもハリがあるもの、持ってみてピンとしているものも良品です。またオレンジの根の部分があまり大きく育ちすぎていないものを選びましょう。