小松菜もしっかりと保存方法を実践すれば、鮮度を維持したまま保存できますが、今回あえて何もせずに保存した場合、どうなるかを検証してみました。
それでは実際に検証してみることにします。小松菜を新聞紙で包んだり、ポリ袋に入れたりはせず、このまま冷蔵庫の野菜室で保存します。
このように初日の状態ではしっかりとハリがあり、色も綺麗な緑色をしています。
こちらは2日目ですが、2日目ですが、すでにだいぶ葉にハリがなくなってきています。ツヤもなくなり、色も濃い緑から薄くなってきています。
3日目ではすでにかなりしなしなになっています。何もしないで保存するとたったの3日でここまでしなびてしまいます。
初日から3日目までの変化を並べるとこんな感じです。1日単位でかなり乾燥が進んでいってるのがわかるかと思います。
日を追うごとにしなびていった小松菜ですが、見た目の変化だけでなく重さの方はどうなっているのでしょうか。まずは初日です。重さは30.6gです。
これが2日目では23.4gで初日からは23.6%減に、3日目では19.5gで36.3%減にになっています。
日を追うごとにどんどんと重さが減っているのがわかるかと思います。やはり何もせずに野菜室で保存すると、乾燥がどんどん進んでしまうようです。
比較としてしっかり保存方法を実施して保存した場合はどうなるのかも見ていきます。まずは小松菜をポリ袋に入れ、口を軽くしめます。これを冷蔵庫の野菜室で保存します。
まずは1日目です。ハリつやがありみずみずしいです。
こちらは5日たっても、このようにハリやみずみずしさがあり、茎も太いままです。
並べるとこんな感じです。並べてもほとんど変化がないのがわかるかと思います。
こちらは1日目です。重さは32.3gです。
こちらは5日目です。重さは31.3gで、初日の32.3gからは3.1%減少しています。
最後にそのまま野菜室で保存した小松菜と、ポリ袋に入れて野菜室で保存した小松菜の保存結果をそれぞれ並べて比較してみることにします。
左はそのまま保存した3日目の小松菜で、右はポリ袋に入れて保存した5日目の小松菜です。並べるとハリやみずみずしさが全然違うのがわかるかと思います。
ちなみに今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は小松菜を何もせずそのまま保存するとどうなるかを検証しました。何もしないで野菜室で保存すると、たった3日でかなり乾燥してしなしなになってしまいます。
一方保存方法を実施しすれば、5日たってもしっかりとハリとみずみずしさを維持することができます。なので保存するならポリ袋に入れて野菜室で保存するのをおすすめします。