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トイレの水節約


節水タイプのトイレの効果
トイレは従来は一回の水使用量が大で13リットル、小で8リットルのものが大半でした。大小の区別のないものも多く見られました。節水型のトイレが登場したのは1990年代にはいってからで、大が10リットル、小8リットルから大8リットル、小6リットルと徐々に使用水量が少なくなっていき、最新のものでは大が4リットル台、小が3リットル台の製品まで出てきています。詳しくは各社の節水型トイレについてで取り上げています。従来品と比べると最新のものでは使用水量が3分の1程度にまで少なくなっているのです。

年間で見てみるとどのくらい差が生じるでしょうか。従来の大13リットル、小8リットルの場合は年間だと1人当たり水使用量は13505リットルになり、水道代は1リットル0.13円として計算すると1756円になります。これが大5リットル、小4リットルの最近のトイレの場合は年間の水使用量は6205リットルで、水道代は807円にまで下がります。従来のものと比べると半分以下にまで下がるわけです。水使用量の差は7300リットルです。250リットルの浴槽だと約30杯分にもなります。これが4人家族になると単純に4掛ければいいのでその差は29200リットルで浴す120杯分にもなります。節水型のトイレを使うだけでどれだけ水の使用量が抑えられるのかというのがよくわかると思います。

各サイズのトイレの水の使用量に関してはトイレの水使用量で取り上げているので、参考にしてみてください。


お風呂の残り湯を活用
お風呂の残り湯、洗濯機の排水を利用してトイレの水を節約しましょう。流す際はタンクに貯めてある水を流す場合と比べて、どうしても水圧が弱いので汚物やトイレットペーパーの量が多い時には詰まることも考えられます。
汚物の量が少ない、もしくは小の場合にのみ活用してください。
お風呂のお湯は見た目にきれいでも、皮脂や汚れが含まれているものです。トイレのタンクにためるのは雑菌の繁殖につながるので避けたほうが無難です。


節水型の便器
最近の便器は機能的に優れた商品が多く、少ない水でもきちんと流せる節水型の便器が人気のようです。通常ですと10リットルから15リットルぐらいが平均的水量なのですが、節水型のものだと、6リットルから8リットルと半分以下ですむものもあるそうです。もちろん便器は高い買い物です。節水のためだけに今ある便器からあたらしいものに買い換えるのは水の節約にはなっても家計には大ダメージです。買い換える機会にでもご検討されてみてはいかがですか。


間違った節水法
よくトイレのタンクにペットボトルやビンを入れて容積を減らせばその分水が節約できる等の節約技を目にしますが(当サイトでも以前紹介してました)、この方法だとトイレが詰まる心配があるそうです。どういうことなのかというと、まず最初にトイレの仕組みについて簡単にご説明しましょう。

トイレの配水管は細長く、曲がりくねった形状をしています。何故まっすぐでないのでしょうか。まっすぐだと汚物の匂いがそのままあがってきてしまうからです。曲がりくねった個所には少し水がたまるところが有り、その水がふたとなって下からのにおいの突き上げを防いでくれるというわけです。

このように細長くて曲がりくねった形状ですので、排水溝まできちんと汚物を流しだすにはそれなりの水が必要になってきます。タンクの水の量というのは汚物をきちんと流すために計算されて設定されてます。その水量に手を加えると水圧が弱まり、汚物がスムーズに流れなくなります。そのため排水管などに汚物のカスがのこり、それがたまると詰まりが生じてしまいます。そうなると修理が必要なのですが、修理費だってバカになりません。節約のつもりではじめた技が逆に大きな出費を招いてしまうとしたら皮肉なはなしですよね。トイレの水の節水には他の方法を選んだ方がいいようです。


番外編
この方法はあまりおすすめできませんが、トイレはなるべく外出先で済ませるというものです。朝は少し我慢して会社や学校などで済ませる、帰りはしっかりとトイレを済ませてから帰宅する。ですが尿意や便意は自然現象ですのであまり我慢しすぎるのも体にはよくありません。ですから番外編ということで紹介しました。個人的にはここまでする必要はないかなと思います。







最終更新日 2015/05/21
公開日 2004/02/10
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