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エアコンの暖房・冷房の電気代節約


まずはエアコンの電気代の把握から
エアコンの電気代の節約術について解説する前に、まずはエアコンの電気代がいくらかかるのかを見ていくことにします。エアコンには冷房と暖房があるので、それぞれでいくら電気代がかかるのかを検証します。電気代の計算は1kWh28円で計算しました。エアコンは冷房何畳、暖房何畳など対応サイズが設定されています。暖房では6〜7畳、8〜10畳、9〜12畳のサイズで各サイズの1時間当たりの平均的な電気代を見ていきます。冷房では6〜9畳、8〜12畳、10〜15畳のサイズを取り上げます。

まず暖房は6〜7畳で1時間当たり13.97円かかり、6〜8畳で13.2円、8〜10畳で23.63円、9〜12畳で31.61円かかります。冷房は6〜9畳で1時間当たり15.68円、8〜12畳で20.78円、10〜15畳で34.46円かかります。

エアコンには通常の製品と省エネに力を入れた製品の2種類があります。同じサイズのエアコンでも省エネタイプのエアコンでは電力消費量も電気代も結構な開きがあります。それでは省エネタイプでもサイズ別に電気代がどの程度かかるか見て行くことにしましょう。まず暖房は6〜7畳で1時間当たり12.88円かかり、8〜10畳で19.60円、9〜12畳で24.42円かかります。冷房は6〜9畳で1時間当たり12.01円、8〜12畳で15.90円、10〜15畳で23.86円かかります。電気代の検証については以下で詳しく取り上げています。

エアコンの電力使用量

サイズ暖房の1時間の電気代暖房(省エネ)の1日の電気代
6〜8畳13.97円12.88円
8〜10畳23.63円19.60円
9〜12畳31.61円24.42円

サイズ冷房の1時間の電気代冷房(省エネ)の1日の電気代
6〜9畳15.68円12.01円
8〜12畳20.78円15.90円
10〜15畳34.46円23.86円


こまめな電気代計算で節電意識アップ
時間当たりの電気代がわかれば無駄につけっぱなしにせずに利用しないときはしっかりと電源をオフにすることを意識するはずです。また寒い時期は少し着込めばエアコンを使わなくても平気な場合もあります。このときほんとだったらエアコンを数時間つけていて、金額にしてこのくらいかかっていた部分を浮かせることが出来たとわかれば節約の意欲もわくはずです。逆に暑い時期は窓を開けて風通しをよくすればエアコンがなくても快適な場合もあり、その間エアコンをつけていたとしたらどの程度の金額が浮いたかがわかれば、こちらも節約のモチベーションは上がるでしょう。ただしここで大事なのは無理をしないことです。エアコンを使わずに金額を浮かせるために肌寒い中我慢してすごしたり、暑いのに無理してエアコンをつけないとなると快適に過ごせなくなってしまいます。エアコンの使用の制限はちょっとの工夫で快適さを維持できるような場面に限ってやるといいでしょう。

一つ注意するのはエアコンはこまめな電源のオンオフを繰り返すと返って電気代がかかってしまうということです。エアコンは起動時が一番電気代がかかるので、何度もつけたりきったりすると返って電気代がかかってしまいます。少しでも起動時間を減らして電気代を節約しようとしてやっていたことが返って電気代を増やす要因になってしまっていたとしたら皮肉なことです。使っている間はずっとつけっぱなしが一番電気代はかかりません。


設定温度に気をつける
エアコンは1℃の変化で電気代が10%も違ってきます。設定温度に気を配り、冷やしすぎ、温めすぎに注意しましょう。夏場は外気との気温差マイナス5〜6度、冬場だと20度以下が目安です。夏場32、3度なら、設定温度は26〜28度が適温となります。人間は5〜6度までの温度差であれば適応できますが、それ以上だと体への負担も大きくなります。健康面からも冷やしすぎには注意が必要です。


カーテンをかける
エアコンを効率的に使うポイントとして、いかに部屋の気温が逃がさないかということがあげられます。そのためによく聞く方法としてエアコン使用時は、暖房、冷房に関わらずカーテン、もしくはブラインドをするという方法があります。室内でもっとも熱の出入りが激しいのが窓です。冷房時には窓からの熱の侵入をさえぎる働きがあり、暖房時には室内の熱が外に逃げないよう妨げる働きがあります。カーテンは厚手のものの方が効果的です。昼間だと暗くなるので、窓が複数ある場合は、直射日光があたる窓にカーテンをかけ、一つしかない場合は、レースのカーテンをするだけでも、そこそこの効果は期待できます。

これらはよく聞く方法なのですが、夏ならすだれやよしずの併用も効果的です。窓の外にあって、直射日光をさえぎるので、窓を通して入ってくる熱がそれだけ低くなり、カーテンによる断熱効果も高まります。さらにすだれに霧吹きをかけておけば、放射冷却で涼しい風が入ってきます。


遮熱カーテンを利用する
遮熱カーテンとは外からの日射による熱の侵入を抑えてくれるカーテンのことです。遮熱カーテンには樹脂コーティングしたもの、アルミコーティングしたもの、遮熱繊維で編み上げたものなどのタイプがあるようです。遮熱カーテンにも通常のカーテンと同様レースと厚手の2種類があります。厚手の方が遮熱効果は当然高いですが厚手の生地なので部屋が暗くなってしまいます。一方レースのカーテンなら部屋が暗くなることなく、外からの熱を抑えることができます。遮熱カーテンにより室内の気温の上昇を抑えることができればその分冷却するためのエアコンの電力消費量も抑えることができます。

遮熱カーテンは夏場だけでなく冬場にも効果を発揮します。冬場はいかに室内の熱を保持するかが重要になりますが、窓から熱が逃げやすいためこちらも遮熱カーテンにより熱の移動を抑えることで、エアコンの効きをよくすることができます。このように空調において遮熱カーテンの効果は大きいのですが、通常のカーテンよりもやや値段が張るというのがデメリットの一つだといえます。


除湿機能を利用する
湿度が15%低下すると、体感温度も1℃下がります。エアコンに付いてる除湿機能ですが、その仕組みは熱交換器の温度を下げて結露を発生させて湿度を下げるというものです。ただし部屋の温度は一定にしなければいけないので、いっしょに下げてしまわないよう工夫が必要になります。

方式には「弱冷房方式」と「再熱方式」の2つがあります。弱冷房方式は冷房だけで除湿するので、熱交換器の温度をあまり下げることができず、除湿効果も少ないのが特徴です。対して再熱方式では1度熱交換器の温度を下げて、除湿効果を高め、下がった分温めなおします。その分電気代もかかります。

弱冷房方式なら通常の冷房よりも12〜18%ほど電気代が安いです。電気代が安くなる理由ですが冷房のみで除湿しているので冷えすぎてしまわないようスイッチのオン・オフを繰り返し、動いていない時間が長くなるためです。対して再熱方式は温めなおす分電気代がかかるため20%ほどの消費電力増となります。その変わり除湿効果も20〜30%あるので、30%除湿で2度設定温度をあげられますし、そうすれば電気代は20%減らせて、結局プラスマイナスゼロになります。ただし実際は、除湿効果を働かせて設定温度をあげたほうが少しばかり(約10%)電気代は安くなるようです。


風量は自動にする
風量を自動設定にすれば、付けはじめは強風で、部屋が十分に冷えてくれば微風にかえるなどして、その時の状況に合わせてきめ細かに調整してくれるので、冷やしすぎなどによる電気代の無駄を省いてくれます。

またエアコンは最初の起動時に設定温度まで冷却するのに一番電気を消費しますが、この際風量を自動設定にしておけば、強風でいち早く部屋を冷やすのを助けます。その結果冷却までの時間を短縮できるので電気代の節約にもつながります。


室外機の設置場所
室外機の設置場所にも注意が必要です。室外機は空気の吸引と排気という重要な役割をになっていますので周りに物や植木があったりして、しっかりとスペースが確保されていないと、能力低下、故障の原因となります。

直射日光にあたるような場所もよくありません。室外機は夏場に熱を外に排出するのに多くのエネルギーを使います。直射日光にさらされ室外機周りに熱がたまるとその分熱の排出効率が下がり余計に電気代を消耗してしまいます。もし室外機が直射日光に長時間さらされる環境なら、室外機を日陰に置くか板などで日よけを作る等の対策がこうじてもいいでしょう。日よけの板は吹き出し口をふさぐ形にならないよう注意してください。また室外機とエアコンとの冷媒配管は長くなりすぎるほど能力が低下しますので、その辺も考慮して置き場所をきめるといいです。


扇風機を利用する
人間は同じ温度でも風にあたると涼しく感じます。エアコン使用時も扇風機で部屋中に風を循環させてやることで多少設定温度を上げても涼しさを維持することができます。また冷気は下に、温気は上に行く性質があるので、扇風機で循環させてやれば部屋全体を温度のむらのない快適な環境にすることができます。


サーキュレーターも便利
サーキュレーターとは扇風機のように風を送る機能を持つものです。扇風機は人に直接風を吹きつけて涼ませることを目的としているので直線的ではなく比較的広範囲に風を送ります。一方サーキュレーターは室内の空気を循環するのが目的なので、直線的で比較的遠くまで風を送ることができます。狭い部屋なら扇風機で涼を取りつつ室内の空気の循環も同時に行えます。一方広い部屋となると下にたまった冷気を上へと送り空気を循環させ、部屋全体の温度のムラを解消させるにはサーキュレーターの方が効果的です。

サーキュレーターも扇風機もどちらもそれほど電気代のかかるものではありません。サーキュレーターは商品にもよりますが1時間当たり20〜30Wほどの電力消費量で、電気代換算で0.5円から0.8円程度です。扇風機も1時間あたり50Wほどなので電気代は1.4円ほどです。扇風機やサーキュレーターなどで体感温度を下げたり、部屋の温度のムラを解消することで、エアコンの設定温度を下げることができます。設定温度を1度下げるだけでもエアコンの電気代は10%は違ってきます。大抵扇風機とサーキュレーターを併用してエアコンの設定温度を下げた方が電気代の総額は安くなります。


フィルターを掃除する
エアコンのフィルターがちりやほこりで汚れていると、風量がおちて冷・暖房効率が低下してしまいます。電気代で5〜10%も違ってきます。説明書にも大抵書いてあることですが、2週間に1度の掃除が必要です。掃除の仕方は、まずほこりが床やじゅーたんにつかないよう新聞紙を引いて、その上にフィルターを取り出します。

ほこりはフィルターの外側についているので外側から掃除機で吸い取ります。逆側から吸うと逆にほこりがフィルターの目に詰まってしまうことがあります。汚れがひどい時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけて洗い、日陰で乾かします。


待機電力をカット
エアコンの待機電力は1時間あたり2.3Wh、1日で55.2Wh消費します。オフシーズンが3ヶ月として90日、計算すると

55.2Wh × 90 = 4.968kWh

4.968kWh × 20.67円 = 139円


待機電力だけで139円の電気代を消費してしまいます。コンセントはしっかりと抜きましょう。


待機電力カットはオフシーズンで
エアコンはスイッチを切った状態でも冷媒が循環しやすいように余熱で温めておく機能があります。このため機種によってはコンセントをさしてすぐにスイッチを入れると、冷媒がしっかりと温まっていない事で室外機に負荷がかり、故障の原因となることもあるようです。こまめなコンセントの抜き差しは逆にエアコンにも負荷がかかる可能性があるので、待機電力をカットして節電をするならエアコンを比較的長期間使うことのないオフシーズンに行うといいでしょう。


買い替えのさいは、COPをチェック
エアコンの買い替え時にはCOPのチェックを忘れないで。COP(Coefficient of Performance)とはエネルギー消費効率のことです。1kW当たりの消費電力に対して、どれだけの冷房・暖房効果(kW)があるかを示したものです。

・冷房・暖房能力 / 消費電力 = COP

この数値が高ければ高いほど、エネルギー効率がいいということになります。








最終更新日 2016/09/05
公開日 2004/04/23
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